東京急行電鉄は、旧東横線渋谷駅のホームおよび線路跡地を利用した「旧渋谷駅南街区プロジェクト」にて開発中の大規模複合施設「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」(住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3)を9月13日に開業。今回、商業ゾーンに出店する全30店舗を発表した。
地上35階・地下4階からなる渋谷ストリーム。その1階から3階部分の商業ゾーンのコンセプトは、「渋谷流=シブヤ・カスタム」が集まる商業空間。既存のルールにとらわれず、自分基準でカスタマイズやアレンジをする大人がターゲット。飲食店を中心に日本初上陸が1店舗、新業態が13店舗、都内・渋谷エリア初出店が7店舗となる。
渋谷川沿いの1階のテーマは、「Riverside Market」。大阪から都内初出店となるメキシカン料理「墨国回転鶏料理(ボッコクカイテントリリョウリ)」や、鎌倉のノーザンカリフォルニアンレストラン「ガーデンハウス(GARDEN HOUSE)」のニューコンセプトショップ「ジーエイチ エスニカ(GH ETHNICA)」、原宿グルメバーガーの牽引役といわれる「ザ グレートバーガー スタンド(THE GREAT BURGER STAND)」、金沢生まれのオリジナルレシピを使用した本格レモネード専門店「レモネード バイ レモニカ (LEMONADE by Lemonica)」、名古屋のフレンチ名手によるフレンチおでんを提供する「ビストロ るぅぱん サカバ&カフェ(SAKABA&CAFE)」の5店舗で構成する。
渋谷のストリートのように路面感覚の店舗が軒を連ねる2階のテーマは、「Shibuya Custom Street」。フランスパン専門店の「メゾンカイザー」を手掛ける木村周一郎の新業態「ミートタバーン(MEAT TAVERN) 煮込みや四兵衛」「ベイキングシュウ(BaKING SHU)」、ライブ感あふれるフルオープンキッチンで正統派フレンチをタパスサイズで楽しむ“つまむ”フレンチ「バール ア ヴァン クロワゼ(bar à vin croisée)」、“カスタムグルメピッツァ”がコンセプトの南青山「シティショップ(CITY SHOP)」新業態「シティショップ ピッツァ(CITYSHOP PIZZA)」、中目黒の人気焼肉店「ビーフキッチン(Beef Kitchen)」からは自家製の味噌ダレを絡めて焼き上げる鶏焼肉の専門店「チキン キッチン(CHICKEN KITCHEN)」、2009年にNYで創業したロブスターロール専門店「ルークスロブスター(LUKE’S LOBSTER)」など、15店舗が出店する。
3階のテーマは、「Shibuya Court」。トランジットジェネラルオフィスがプロデュースするバルセロナで“一番美味しい”とされるパエリアを提供するシーフードレストラン「チリンギート エスクリバ(XIRINGUITO Escriba)」が日本初上陸するほか、青山・銀座で人気の日本料理店が新業態「圓 弁柄」で施設初出店するなど9店舗で構成する。
また、4階と9階から13階には、「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が開業するほか、官民連携により再生される渋谷川に面したグランドフロアには、2つの広場が誕生。企業イベントやマルシェ、ビアガーデン、地元のお祭りなどを開催予定だ。
画像:©渋谷ストリーム