“泊まれる茶室”がテーマの新カプセルホテル「ホテル・ゼン・トーキョー(hotel zen tokyo)」が4月上旬、東京・日本橋人形町(東京都中央区日本橋人形町1-5-8)にオープンする。
アクセスは、人形町駅から徒歩1分。世界初の「禅×ミニマリズム」ホテルとして、各客室は千利休が16世紀後半に生み出した茶室の傑作「待庵」を建築家が21世紀型に再解釈した和モダンな空間にとなる同ホテル。天井高が2メートル以上あり、シモンズ・ベッドを取り入れ、壁には日本画が飾られるなど、ミニマルな空間でありながら上質な和体験を提供する。全7フロアあるホテル館内にはベッドサイズや部屋の広さに応じて5種類、合78部屋の客室を有する。客室の宿泊料金は6,000円からとなる。
また、ゲストが館内で羽織るホテルのオリジナル・ルームウェアを、ソーマ・デザイン(SOMA DESIGN)のクリエイティブディレクター・デザイナーである廣川玉枝が担当。着物にインスパイアされたシルエットのルームウェアは、市中の山居である茶室空間の中、自然の風景を身に纏い、禅の心を引き寄せるデザインとなった。このほか、ワークラウンジやソムリエが厳選した日本酒・日本産のリキュールを用いたカクテルが楽しめるバー・ラウンジも併設する。
なお、今後は、元スターバックス社長で同社の岩田松雄取締役の経験も生かし、国内・海外でのフランチャイズ展開も構想。今後10年間で、直営店・フランチャイズ含め50店舗を目指すという。