世界初出店となる「カフェ・アアルト(CAFE AALTO)」が12月、京都・河原町エリアにオープンする。手がけるのは、道後温泉茶玻瑠グループのチャハル・ホテルズ&リゾーツ。
カフェ・アアルトは、世界的建築家アルヴァ・アアルトの名建築フィンランド・ヘルシンキのアカデミア書店内に1969年に誕生したカフェ。アアルトの代表作のペンダントランプ“ゴールデンベル(Golden Bell)”、アアルトがカフェの為にデザインしたここにしかない黒いレザーに真鍮のフレームの椅子、大理石のテーブルなどシンプルでありながら普遍的なデザイン空間が魅力。50年経った今でも当時と変わらない姿でフィンランドの人々はもちろん、アアルトの世界観に浸り、フィンランドが体感できるカフェとして、世界中の来訪者が絶えない人気スポットだ。
今回、オープンする京都店はヘルシンキに次ぐ海外初出店の2号店。フィンランドスタイルの朝食やフィンランドの伝統的な料理のサーモンスープ、チーズケーキをベースにしたブルーベリーパイ、甘さ控えめでしっとりしたシナモンロールをはじめ、カフェ・アアルトのオーナーであるマルコ・サラチーノ(Marco Saracino)が選んだコーヒーやお酒を提供する。
なお、オープンに先駆けて、東京・表参道のスパイラルガーデンではカフェ・アアルトのメニューを楽しめる期間限定カフェを開催中だ。会期は、石本藤雄展期間中の6月19日から6月30日まで。