各分野の気鋭クリエイターたちと共に価値のあるものを創り、届け、広げていく協会「IAC(International Association of Creators)」が設立、ローンチされた。立ち上げメンバーは、「レショップ(L’ECHOPPE)」の金子恵治コンセプター、アンシングスの重松一真代表、「ムロフィス(muroffice)」の中室太輔ディレクター、「白い立体」の吉田昌平アートディレクターの4名。
その目的は、「本当に価値のあるものに対して消費したい」と思う全ての“誰か”のために、自らの審美眼のもと、洋服や家具、生活雑貨など様々なものを創る気鋭のクリエイターたちとともに本当に良いものを創り、世の中の人々の「価値のあるもの」の基準を上げる活動をすること。これから様々なテーマを掲げながら、そのそれぞれのテーマに沿った「価値のあるもの」を創り出していくという。
まず、第1弾としてスタートしたのは、欧米の大学にある生活協同組合「クープ(co-op)」をイメージした学生に向けた生協プロジェクト「The CO-OP」だ。
今回、そのテーマに気鋭のクリエイターが賛同し、学生に向け「価値のある」アイテムを開発し、受注生産というかたちで身分証明書と学生証の提示を条件に、学生のみに販売する。「オーラリー(AURALEE)」の岩井良太デザイナーがスウェットとTシャツ、「シオタ(CIOTA)」の荒澤正和デザイナーがデニム、アルファの南貴之代表がシャツ、「ヘリル(HERILL)」の大島裕幸デザイナーがニット、「イズネス(is-ness)」のキシタトモミデザイナーがグラフィックTシャツ、「キャプテンサンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)」の児島晋輔デザイナーが3ボタンブレザー、「ニート(NEAT)」の西野大士デザイナーがトラウザーズ、「ララガン(R.ALAGAN)」の高橋れいみデザイナーがリング、「テンベア(TEMBEA)」の早崎篤史デザイナーがバッグ、「ヤングアンドオルセン(YOUNG & OLSEN)」「サンカッケー(SUN/kakke)」の尾崎雄飛デザイナーがデイパックを制作。また、スタイリスト、ファッションエディターとして長谷川昭雄がビジュアルを手掛けている。
まさに各ブランドファン垂唾の豪華コラボであり、ドリームチームによる新プロジェクトの誕生。受注会は、6月6日から8日まで東京・千駄ヶ谷のアンシングスのオフィスにて開催後、6月9日から14日にはオンラインでもオーダー可能だ。
なお、このほかにも「人」にフォーカスしたECモールサイト「INVENTORY」の立ち上げも発表している。「The CO-OP」受注会や、IACの詳細は公式インスタグラムアカウントをチェックしてほしい。
問い合わせ先/アンシングス 03-6447-0135