ベータジャパン（b8ta Japan）が、日本初進出となる店舗を、新宿マルイ本館1階、有楽町電気ビル1階に、8月1日、同時オープンする。店舗詳細と全145種類以上の商品ラインナップが公開された。

アメリカ・シリコンバレー発の同社は、2015年に体験型の小売店をサンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供してきた。現在では、世界中に計24店舗を展開し、年間300万人以上の来店客数を誇る。今回同時オープンする2店舗は、待望の日本初上陸となる。

店内には、海外の最新ガジェットから日本のモノづくりの技術を生かしたアイテム、D2Cブランドのコスメ、ファッション、フードなど幅広い商品がラインナップする。実際に試すことが出来、その場での購入が可能となっている。日本初進出の商品やサービスを手に取れるだけでなく、魅力的なアイテムとの思いがけない出会いを楽しめるのも魅力だ。

エクスペリエンスルームという、中規模の区画に仕切られた半個室の区画では、ブランドの世界観に入り込むことができ、商品やサービスを体験することが可能。他の出品スペースとは異なり、ブランドが独自に壁面装飾や什器等を設置することが可能となっており、ブランドの世界観を体現した空間になっているのが特徴。

新宿マルイ店には、エクスペリエンスルームを一室併設。オープン時には、ベース（BASE)が運営するネットショップ作成サービス「ベース」利用の加盟店が出品。実際に商品を手に取って見ることが出来るだけでなく、一部商品は購入が可能。

有楽町店では、エクスペリエンスルームを三室併設。オープン時は、グーグル（Google）とホームセンターを運営するカインズ（CAINZ）社の商品が並ぶのに加え、もう一室はイベントスペースとして出品企業とのコラボイベントなどを開催する予定。

同社の日本初進出に合わせて、企業とのコラボレーションも決定。

テックアパレルブランドの「スタンプ（STAMP）」とのコラボ制服は、スタッフそれぞれの好みに合わせてシルエット・カラー・レングス・ポケットをカスタマイズ出来るのが特徴。 同社の公式制服である黒のポロシャツに合わせ、一人一人の個性を出しつつ、背面ポケットには、ロゴマークをレーザープリントし、制服としての統一感を表現。また、スタンプ社の標準仕様のスマートフォン専用ポケットは、内側がクリーナー素材となっており、スマートフォンを収納しているだけで画面の汚れを取り除いてくれる。業務中に常に持ち歩くスマートフォンにいつでもアクセスできるポケットは、素早いレスポンスが求められるスタッフの毎日の業務をサポートしてくれる役割も。

また、グルーブ エックス（GROOVE X）が開発した人の愛する力をはぐくむ家族型ロボット「らぼっと（LOVOT）」が有楽町店の週末店長に就任。らぼっとは、つぶらな瞳と温かく柔らかいフォルム、人や物を判別するセンサーホーンと自在に動き回るローラー型の足を持つ、自立型のロボットだ。従来のロボットのように人の仕事の代わりをする便利なロボットでは無いため接客は出来ないが、つぶらな瞳で来店客の顔を覚え、優しく接すると懐いて喜ぶのが特徴。同社オリジナルの制服に身を包み、来店客を出迎える。