無印良品を展開する良品計画が、くらしの基本となるベッド、デスク、チェア、収納用品など、無印良品の家具の月額定額サービスを開始。1月15日より、国内182店舗にて受付がスタートした。
同サービスでは、購入ではなく利用という家具の選択肢を提供。地球や時代へしっかり気を配り、くらしの基本となる商品やサービスを通して生活を簡素に美しく整えることで、社会でいま起きている様々な課題の解決を目指す同社の思いから、スタートした。
変化するワークスタイル、ライフスタイルの中で、昨夏には同ブランドとイデー(IDÉE)の家具・インテリア用品を6種のセットで提供する月額定額サービスを期間限定で実施、多くの反響があった。その際、利用者からの意見で多かった「セットではなく単品でのサービスが欲しい」の声を反映させ、今回はより必要なモノを必要な「量」と「期間」、購入ではなく「利用」できるサービスへとアップデート。取り扱い店舗も7店舗から182店舗へと拡大する。「買ってもよし、借りてもよし」という選択肢があることで、テレワークなど、一人ひとりのくらしに合った家具の選び方が出来るのが、大きな魅力だ。
アイテムは、ベッド、デスク、チェア、収納家具など、汎用性の高い、シンプルかつパーツ交換やメンテナンスの出来るものを選定。大きな初期費用を支払うことなく、手頃な月額定額料金(300円〜)で利用出来るのも嬉しい。また、初回のみ別途配送料、有料の家具組み立て希望の場合も、別途で料金が発生する。契約は年単位となり、1年〜4年のプランを用意。プランの期間満了の際には、「解約・返却」「契約延長」を選択するか、希望者は買い取り料金を支払うと、そのまま使用する事も可能だ。
サステナブルな観点からも、様々な取り組みを実施。同サービスを通じ、家具の処分を減らすことで、廃棄物削減へ貢献。また、契約終了後に返却された家具に関しては、廃棄はせず、循環させてゴミを減らす活動に繋げていく。その他も、パーツ交換やメンテナンスを施し、改めて月額定額サービスに再利用、中古品として販売することなども今後予定。暮らしの変化に寄り添い、「これでいい」という質素・簡素を楽しむ「感じ良いくらし」を実感出来る新しいサービス内容となっている。