沖縄UDSと日建ハウジングの共同開発によるホテル「ホテル ローカス(HOTEL LOCUS)」(沖縄県宮古島市平良字下里338-40)が1月22日、沖縄・宮古島の平良字下里に開業した。
近年観光客が急増する宮古島は、下地島新空港開業を控えさらなる観光の盛り上がりが期待されている。その北西部、宮古空港より車で約10分の平良港に面する全室オーシャンビューのホテル ローカスが提案するのは、もうひとつのリゾートステイ。宮古島の地域性と魅力に触れられるホテル空間を拠点に、様々なアクティビティを通して宮古島全体をリゾートのフィールドとして体験し感じられる“体験型リゾート”を目指す。
全100室の客室は、全てオーシャンビュー。コンパクトなシングルルームから、テラス付きツインルーム、プライベートプール&ジャグジー付きスイートルームまで、ゲストの滞在シーンに合わせて選択できる6タイプから構成される。シンプルな空間の中に、手仕事を感じる家具やファブリック、アートワークなどを取り入れ温かみのあるデザインを施した。
また、宮古島ならではのマリンスポーツをはじめ、島に点在する食や、文化、スポット、人など、ホテルの目線でセレクトしたアクティビティなど、宮古島のローカルの魅力を楽しめる。
ホテルの2階には、自家菜園で育てた島野菜やハーブ&スパイスを中心に、宮古島の新鮮な食材によるレストラン「LOCUS TABLE」。朝食は清々しい海風を感じながらテラスで、夕食は美しいサンセットが楽しめる。
1階フロントの横には、マテリアルを通じて空間に新しい価値を生み出すことを目指すUDSの新たなプロジェクトsu+(ス プラス)によるショップ「Concept Shop by su+」を併設。
現代宮古の工芸を牽引するクバ作家の小川京子によるアートワーク、宮古島に自生するあだんを使って物作りをしているチームあだん製作のアダン葉帽子、テキスタイルデザイナー島塚絵里をパートナーに迎えて開発したオリジナルテキスタイルアイテムなど、島の温もりを感じられる工芸作品を扱い、宮古の民工芸の魅力を発信していく。