ユニクロが、「エンジニアド ガーメンツ(Engineered Garments)」とコラボレーションしたポロシャツ「ユニクロ アンド エンジニアド ガーメンツ(UNIQLO and Engineered Garments)」を発表。5月27日から、全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する。
1999年にニューヨークでスタートしたエンジニアド ガーメンツは、鈴木大器デザイナーが手がけるファッションブランド。2004年にイタリア・フィレンツェにて開催される合同展示会「ピッティ・ウォモ(PITTI UOMO」に出展以降評価を高め、世界各国で取り扱われている。
今回のコラボレーションでは、古きよきアメリカのデザインを再解釈することにより、普遍的でありながらモダンに昇華されたエンジニアド ガーメンツのデザインと、革新的で高品質な服づくりを追求するユニクロの美意識が融合した、新しいLifeWearを提案。リラックスした着こなしが楽しめるオーバーサイズシルエットのメンズポロシャツ4型を展開する。商品ラインナップは、ラガーシャツをベースにした「オーバーサイズポロシャツ」1,990円、背中と左袖・前身頃と右袖で色を切り替えたアンバランスなデザインの「ドライカノコカラーブロックポロシャツ」1,990円、太さの違うボーダーや異なる3つの図柄を同系色の絶妙なトーンで組み合わせた「ドライカノコボーダーポロシャツ」2,990円、「カノコプリントポロシャツ」2,990円(全て税別)。カラーは2〜4色、サイズはXS-4XLまで豊富に揃う。
鈴木大器デザイナーは、「ユニクロ社の高水準な品質管理と素材開発という生産背景に僕らがどういうデザインを組み込むことができるのか。プロジェクトが始まった時から商品の仕上がりが非常に楽しみでした。チャレンジングではありましたが、最終的には”Engineered Garments”らしい、単純だけど変わっている、微妙で巧妙な切り口の新しいベーシックを提案できたと思います」とコメント。
また、ユニクロR&D統括責任者でファーストリテイリンググループの勝田幸宏・執行役員は、「“Engineered Garments”は創業時から、世界のものを知り尽くした日本人が発信するアメリカ発のブランドです。もともとネペンテス社という世界中から素晴らしい商品を発掘される会社から出発され、服の本質を見抜き、毎シーズン未来へ向けた提案をされる尊敬するブランドです。ユニクロも同じように本質を理解し、シンプルなデザインを未来に向けてよりよくしていくというデザイン発想の中で、今回メンズの春夏の永遠のアイテムであるポロシャツを一緒に作るというアイデアに至りました。多くのお客様からご支持頂いているユニクロの機能に、“Engineered Garments”の創造力とユニクロのmade for all、simple made betterのケミストリーが最高のかたちで実現できたと思っています。ファッションとしても、実用品としても、多くのお客様にこれからのシーズン毎日それぞれの着こなし方で楽しんで頂けることを期待しています」と取り組みの背景を説明する。