無印良品を展開する良品計画が、書籍「ギンザ(GINZA)」を刊行。9月18日から銀座店にて先行発売する。
同ブランドは、これまでにも、各地域で店舗を起点とした「土着化」を推進してきた。その取り組みから、店とそこに暮らす人とのつながりを育て、地域にねざした情報を提供し、自社アプリ「ムジパスポート(MUJIPASSPORT)」にて、各店舗から発信してきた。
同書籍は、同店スタッフが案内する地域にねざしたガイドブックとし、刊行。銀座店の土着化取り組みの一環として、銀座の街の魅力を独自に取材し、文庫サイズにまとめたものだ。内容は、うまい定食屋、ふしぎな路地裏、花街の銭湯、15時にひらくバーなど、健やかな銀座を紹介。世の中にあふれるガイドブックとは一線を画する、生活者も、旅行者も同様に楽しめる一冊となっている。
冒頭には、銀座の街を俯瞰できる描き下ろしイラストの全体マップと、「銀座の仕事服しらべ」と題して、銀座で働く人たちの服装のイラストを掲載。考現学の創始者であり、20世紀初頭に銀座の街頭で街ゆく人々の服装などを丹念に調査した、今和次郎へのオマージュの意味も込められている。
本編では、銀座の街を1丁目から8丁目まで丁目ごとに紹介。巻末の「銀座細見」では、本編で紹介しきれなかった内容も含め、「一目惚れ」「二人で行きたい」「三時のおやつ」など、異なる9つのテーマで、時代とともに変化するギンザ(GINZA)で変わらない贅沢を集めて紹介している。
なお、同書籍は9月18日から銀座にて先行発売し、その後10月から他店舗にて順次取扱開始予定となっている。
「GINZA」
価格:1200円+税
ページ数:192ページ
サイズ:文庫本(D1.3×W10.5×H14.8(cm))
ISBN:9784909098306