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神⼾BALがリニューアルオープン。”香り”際立つ初出店ブランド続々、深澤直⼈が手掛けた無印良品も



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神戸三宮の商業施設「神⼾BAL」が10⽉25⽇、リニューアルオープン。「メゾン マルジェラ レプリカ フレグランス(Maison Margiela ‘REPLICA’ Fragrances)」、「サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)」、「ル ラボ(LE LABO)」が新たに加わり、「バウム(BAUM)」、「ジュリーク(Jurlique)」、「ニールズヤード レメディーズ(NEAL’SYARD REMEDIES)」、「スリー(THREE)」を移転改装。また4階から6階の「無印良品」、「Café&Meal MUJI」はデザイナー深澤直⼈デザインディレクションにより、新装オープンとなった。

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今回のリニューアルでは、「港町に佇む洋館」をイメージにヨーロッパのブティックホテルを彷彿とさせる、時を超えても⾊褪せない美しさと “神⼾らしさ” を追求。出⼊り⼝も⼤きな変化を遂げ、広々とした空間と開放感を重視したという。

また、“港町に佇む洋館” からインスピレーションを受け、クラシックでありながらも現代的なエレガンスを取り⼊れた空間が広がる。各フロアには、⾼級感溢れる素材と最新のデザインを取り⼊れ、街のスケールにあわせた「瀟洒(ショウシャ)な洋館」を表現した。

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さらに、新たに本館とANNEX Iを繋ぐ通り 、「リュ・デュ・バル(RUE DU BAL)= 舞踏会通り」が本館南側に誕⽣。BALはフランス語で「舞踏会」を意味し、まさに神⼾元町の⼀⾓がBALの街となり、街並みからも、BALの世界観を体験することができる。

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新たに加わった、メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランスの世界観を体験できる同店では、店舗限定発売のオードパルファンを⽤意。今回のオープンを記念し、メゾンマルジェラ「レプリカ」フレグランス製品を23,540円以上購入の先着100名に「レプリカ」オリジナル トートバッグを進呈する。

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サンタ・マリア・ノヴェッラは、神戸エリア初となる新店舗をオープン。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会内部で19世紀末まで修道院薬局として人々を迎えていた部屋から着想を得てデザインされた店内は、木目調の什器の温かみとともにブランドの歴史を今に伝える造りとなっている。また、ソープやスキンケア製品もテクスチャーの好みや肌質に合わせて選べるよう、日本初導入となるシンクも備えている。

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バウムでは移転改装後の店舗デザインに、関祐介率いるYUSUKE SEKI studioを起用。バウムが掲げる「森との循環思想」を新たな視点から表現する試みにより、バウムが植樹活動を行う「BAUM ひのきの森」の土を混ぜ込み制作したブリックを、店舗の中央に象徴的に配置。さらに、木に向き合うアーティストの作品を感じられるスペースを設け、樹木の多様な美しさを感じられる空間となっている。

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ル ラボでは、フレグランスやキャンドルのラベルに英数字23⽂字以内で好きなメッセージや名前をその場で⼊れることが出来る「パーソナライゼーション」のサービスを提供する。ラボ併設の同店では、2025年以降より⼿作業で仕上げる「フレッシュ ブレンディング」を予定しており、クラフツマンシップを重んじたこだわりの製品を楽しむことが可能だ。

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ジュリークは、ぬくもりのある農園やガーデンより届けられた鮮度の高いアイテムから、自分にぴったりのものを発見、出会いを体験提供するマルシェをイメージしたリニューアル店舗となっている。今回、期間限定商品を3種発売する。

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ナチュラルホワイトの清潔感溢れる心地よい空間に新たにうまれかわったニールズヤード レメディーズの神戸BAL店。今回のリニューアルを記念し、お得なセットや、人気のフランキンセンスパルファンのミニサイズなどを発売。環境に対する負荷を軽減すべく、可能な限り⾃然に還る素材、リサイクル・リユース、アップサイクル素材を活⽤、使用済みの空のブルーボトルをアップサイクルし、インテリアの端々に採⽤している。製品づくりだけでなく店舗もサステイナブルな仕様だ。

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関西エリア初、フレグランスを中心に展開をするスリーのコンセプトショップは、従来のスリー定番のメイクアップアイテムはもちろんのこと、ホリスティックケアアイテムに加え、関西エリアでは初のエッセンシャルオイル、精油を使用したブレンドティを展開。スリーの「香り」×「色」を体験できる場だ。

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そして、デザイナー深澤直⼈のデザイン・監修による店舗へうまれかわった無印良品は、ふんだんに⽊質をあしらった什器と伝統的な材であるブリックを柱と壁に⽤いることで、親しみを覚えるシンプルなデザインが特徴だ。誰かを驚かせたり、特別なインパクトを⾒せようとする装いではなく、上質さを感じられる空間となっている。

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また、同店は無印良品のベーシックな⾐服づくりを追求する実験室として、⽇本国内およびグローバルの⼤型店を中⼼に展開している「MUJI Labo」の取り扱い店舗でもある。

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さらに、無印良品のカフェ・レストラン「Café&Meal MUJI」は、リニューアルを機にホワイトを基調としたシンプルでリラックスできる空間へ、メニューも新たにうまれかわった。従来よりも座席数を増やし、ゆったりとくつろげるソファー席から子どもと並んで座ることがきるベンチ席、景色を楽しみながらおひとり様での利用にも適した電源付きのカウンター席など、シーンに合わせて複数の座席タイプを用意している。

また、旧来のデリスタイルでの提供から、出来⽴てのパンケーキや麺類等、ランチや軽⾷の提供スタイルに⼀新。⾷事以外でも気軽に⽴ち寄れるよう、新たに設置されたショーケースに約10種類のアイスクリームを取り揃えている。

今回の新装で特に目立つのは、「香り」が特徴となるライフスタイルブランドが軒を連ねることだ。ここまで香りにまつわる人気ブランドが集積するのは、珍しいといっても過言ではない。気になる方はぜひ一度足を運んでみてほしい。

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