スターバックス コーヒー ジャパンは、国内初となる「スターバックス リザーブ ロースタリー」を東京・中目黒に2019年2月28日にオープンする。(発表時は、2018年12月としていたが、オープン日を変更。)
スターバックス リザーブ ロースタリーは、2014年に米・シアトルにオープンした焙煎所併設の新業態。2017年には、上海、2018年にはニューヨークにも出店予定だ。
4番目のロースタリーとなる今回の東京は、中目黒の目黒川沿いの好立地で、敷地面積1,200平方メートルの広さ。スターバックス 太宰府天満宮表参道店を手がけたことでも知られる、建築家の隈研吾が設計を担当する。また、ロースタリーでは、イタリア料理のロッコ・プリンチ氏監修の焼きたてのフードやパンも取り扱う。
20日、都内で行われた発表会では、スターバックス・コーポレーションのハワード・シュルツCEOが来日。「今年で日本上陸20周年。日本市場の成功なしでは、世界での成功はなかった」と、1996年に日本初出店した当時を振り返った。また、「今回のロースタリーは、コーヒーローストしている姿を目の前でみることができるなど、こども心をくすぐる体験型のアトラクションのようになっている。また、コーヒーの知識と理解を得られる場でもある。来店客がまた行きたいとなるような最新型のスターバックスを、質の高いコーヒーと共に提供する」とコメントした。
隈研吾は、「20世紀の時代の姿をあらわす場所、新しいライフスタイルを予感させる場所にしたい。自然素材をいかにピュアにみせるか、にこだわりたい」とまだ設計段階だという、店舗デザインへの意気込みを語った。