東京・世田谷区の上北沢にシェアハウス「ソーシャルレジデンス上北沢」が、10月27日に誕生した。
大京が企画・総合監修、オークハウスが運営を手掛ける地上3階建て、総戸数52戸の同物件は、国際交流ができるシェアハウスを目指し、“WORLD TRAVEL をシェアする”をコンセプトに展開。世界地図やピクチャーフレーム、書籍を館内に設置し、入居者同士が、旅行経験を通じてコミュニケーションを図れる空間を設置する。広さ11.38平方メートルの各部屋は、アジアン、アメリカン、ヨーロピアンの3タイプ。それぞれのイメージに合わせた壁紙やフローリングで、家具もコーディネートする。
また、大京がライオンズマンションで培ってきた居住性、防犯、防災、コミュニティなどのノウハウを、随所に取り入れた設計となっている。
さらに、社会福祉法人雲柱社が運営する、認可保育所も近隣に建設。定員54名で来春の開業を予定する。
シェアハウスは「人と人とのつながり」に価値を見出す若年層を中心に需要が伸びており、日本では単身世帯が増加する中、注目される“住まい”の新潮流。世田谷区では、待機児童数の増加と保育施設の不足が課題となっていることから、認可保育所とシェアハウスの建設により、いずれも人と人とのつながりを大切にした地域への貢献を図る。