ファッションアプリ「iQON(アイコン)」を運営するVASILYと講談社は、スマートフォン分野での資本業務提携を発表。
「ViVi」をはじめとした主要女性各誌の編集コンテンツを「iQON」でスマホ最適化し配信するなど、スマートフォンでのコンテンツ配信や女性誌のアドネットワーク連携を推進。配信コンテンツの一部は有料で配信する予定です。
「iQON」は、提携するさまざまなECサイトのファッションアイテムを、ユーザーが自由に組み合わせてコーディネートを作成できるスマートフォンアプリで、150万ダウンロード、会員100万人を突破。「ELLEgirl」元編集長の澄川恭子がエディトリアルプロデューサーとして監修する有料コンテンツ「iQONmagazine」を2014年4月にスタート。また、KDDIによる10億円以上ともいわれる出資や同社スマートフォン向けポータル構想「Syn.(シンドット)」への参加、10月25日(土)からはテレビCMキャンペーンの全国展開、女性向けネイティブ広告「iQON AD」をローンチするなど、事業拡大を積極化する動きををみせています。
VASILYは今後、他出版社との展開も視野に入れ、出版社の持つ女性誌コンテンツとスマートフォンとの組み合わせによる、新しいビジネスチャンスの創出を図るといいます。アジア進出の布石ともされる今回のリリースは、出版界・ファッション界共に注目の動きとして捉えられます。
・「iQON 」 http://www.iqon.jp