米・スターバックスは、世界初となるコーヒー焙煎所を併設した新業態「Starbucks Reserve Roastery and Tasting Room(リサーブ・ロースタリー&テイスティング・ルーム)」の1号店をシアトル・キャピタルヒルに12月5日(現地時間)オープン。
焙煎機を置く工場をはじめ、テイスティングバー、図書館、レストランも併設され世界最大となる同店は、希少性の高いコーヒー豆を時間をかけて焙煎し、バリスタが一杯一杯丁寧に淹れる”サードウェーブ”コーヒーを提供。スターバックスの高級ラインとなる「Starbucks Reserve」を展開します。
今回のオープンを機に今後、シカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンDCなどに旗艦店を出店、世界1500店舗にも拡大予定、2016年にはアジア進出も計画しており、日本もその候補となっています。
同社は、2019年までの売上高目標を300億ドル(約3兆6300億円)と掲げ、5年で現在の約2倍の売上達成を目指す中期計画を発表。アルコール販売への本格参入も計画しているといいます。”コーヒーの未来を変える”というスターバックスの新たな拡大戦略、大手コーヒーチェーンによるサードウェーブ市場への本格参入に世界中から注目が集まっています。