米・インスタグラム(Instagram)は、新たな広告システムを導入することを6月2日に発表(現地時間)。広告主のブランドがインスタグラムユーザーに対し商品の販売、会員登録への促進、アプリダウンロードの促進などを一貫してできるように年内には計画しているといいます。アプリ内での表示イメージ図も公開しています。
このような広告を促進するために、広告主であるブランド側がすでに所有する顧客情報に加え、母体であるフェイスブック(Facebook)が保有するユーザーの位置情報やネット利用情報などを積極的に活用することで、よりピンポイントのターゲット層に情報が届くようにする仕組みとされています。
また、インスタグラムに続き、ピンタレスト(Pinterest)も今後、ピンをただの広告だけではなく、購買活動が出来るようにしていくと同日発表しています。製品ページへと飛ぶピン画像に「購買」ボタンが表示されます。
今回の発表は本国アメリカでの導入にはなりますが、ジャパン社によって初の広告が導入された日本でも、同様の動きが見込まれ、そのマーケティング活用の可能性がさらに広がりそうです。