旅行サイトのエクスペディア・ジャパンが、年末の旅行の予約状況をもとに人気旅行先のトレンドを発表した。
今年の年末は、昨年度の1位だった台北を抜いてバンコクが1位にランクイン。また、昨年は10位だったマニラが順位を大きく上げ3位に入るなど、昨今人気が高まっている東南アジアの都市が多くランクインする結果となった。年末の定番、ハワイ・ホノルルの人気は健在、8位から10位にはグアム、フィリピンのセブ島、インドネシアのバリ島がランクイン。ハワイに比べて安価で行ける手軽なリゾート地が順位を大きく伸ばした。
また、昨年2016年の予約時のデータによると、日本発の海外旅行を予約する際は、旅行日程の「7日前から13日前」にするのが一番安いという結果が出たという。2017年は、12月23日から連休期間に入るため、今年の年末の海外旅行を予約する最適な期間は、12月10日から12月16日であると同社は分析する。
昨年、雑誌「Frau」が9月号で「終わらない夏。新しすぎる、タイの旅」と題し、ハワイに飽きた、予算が限られているといった悩みを抱える女性に、タイがオススメであると特集。水上マーケットやデザインホテル、オーガニック天国やビーチリゾートとしてのタイ、ローカルグルメなどが魅力的だとした。今回のデータは、エクスペディアでの12月30日、31日出発分航空券の検索数をもとにしたランキング。まさにこの年末は、そのタイ・バンコクで過ごす日本人が多くなりそうだ。