シンクグリーンプロデュース(THINK GREEN PRODUCE)が展開する「マスタードホテル(MUSTARD HOTEL)」が今春、新たに東京・浅草に2つのホテル、ホステルを開業する。
同ホテルは、東横線渋谷と代官山間の旧線路跡地となる新複合施設「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」で2018年9月にオープンした「マスタードホテル渋谷」に続く、第2弾となる。
浅草・雷門には、2号店となる「マスタードホテル浅草1(MUSTARD HOTEL ASAKUSA 1)」を2月1日に開業。その後、浅草・花川戸には、3号店となる「マスタードホテル浅草2(MUSTARD HOTEL ASAKUSA 2)を4月下旬に開業を予定する。
“街のかくし味”のような存在をコンセプトに、「宿泊する場」だけではない、「街を楽しむための場」としてのホテルを目指す。今回は、日本、東京の伝統を大切にする浅草という味のある街を同ホテルを通じて、味わいのある“街のかくし味”を宿泊者が感じ、楽しめるような仕掛けが用意されているという。
浅草駅徒歩5分に位置する「マスタードホテル浅草1」はドミトリータイプのホステル型宿泊施設だ。全128ベッド、客室はドミトリー120ベッド(3500円〜)、定員4名の男性と女性専用の個室が各1室(14,000円〜)からなる。シンプルでモダンな建築、インテリアはジェネラル デザイン(GENERAL DESIGN)が担当。浅草の街並みと訪問客の価値観を重視し、内装には温かみのある木を基調にしている。
ホテルの暖簾と宿泊客の浴衣(レンタル)は、ヒビヤ セントラル マーケットを手がけたクリエイティブディレクターの南貴之が監修。浅草に訪れる宿泊客の価値観に添い、和の意匠を伝える。手ぬぐいの新たな可能性を世に発信し続ける、手ぬぐい専門店「かまわぬ」が製作する手ぬぐいの販売も予定している。
その他、宿泊特化型ではない価値づくりとして浅草、同ホテルの滞在を楽しむためのコンテンツも用意。
2、3階の大浴場では、天然鉱石光明石を泉源体とする「光明神々温泉Ⓡ(人工温泉)」を採用し、宿泊者は温泉を楽しむことが出来る。岡山県阿部鉱山で採掘される天然鉱石でありながら厚生労働省の医薬部外品浴用剤の承認を得た珍しい鉱石を入れているのが特徴。お湯は、無色無臭で、湯質が軟かく、肌ざわりも良く、良く温まり血行を促進、神経痛や疲労回復に抜群の効果を発揮する満足感のある人気の温泉だ。サウナも完備する。
1階には自然派ワインを取り揃えたワインバーを設け、朝食には、同社直営のベーカリー「ガーデン ハウス クラフツ(GARDEN HOUSE CRAFTS)」による自家製バンズを使ったホットドッグとコーヒーが楽しめる。バーは宿泊客だけでなく、一般客も利用可能であり、浅草を訪れた観光客と地域住民との交流も生み出す役割も果たす。
また、街の魅力を楽しめるような浅草の観光や食のスポットを紹介する浅草エリアガイドを用意。浅草の各店で利用可能な特典もあり、浅草の街歩きが楽しめるものとなっている。
そして、浅草駅・浅草寺から徒歩5分に位置する浅草・花川戸には、「マスタードホテル浅草2」を開業。客室のタイプは、3階から4階にドミトリータイプ、5階から8階にダブルとファミリータイプ(最大定員6名)の個室を用意。様々なニーズに対応できるよう、個室46部屋(シングル16室/ダブル26室/ファミリー4室)とドミトリー36ベッドの設置を予定する。
マスタードホテル浅草1(MUSTARD HOTEL ASAKUSA 1)
開業日:2019年2月1日
住所:東京都台東区雷門2−13−1
マスタードホテル浅草2(MUSTARD HOTEL ASAKUSA 2)
開業日:2019年4月下旬(予定)
住所:東京都台東区花川戸1-7-11