12月4日公開の映画「ノッティングヒルの洋菓子店」の日本版予告編が完成。9月29日から公開、詳細が発表された。
同作の舞台は、ロンドン屈指の人気エリア、ノッティングヒル。その表通りで洋菓子店「ラブ・サラ」を経営する3世代の女性と、パティシエに応募してきたハンサムなシェフの、ほろ苦くも心温まるストーリーが特徴だ。
内容は、名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラの2人は、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが事故でサラが急死。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。そんな3人の前に現れたのは、ミシュラン二つ星のレストランで活躍するスターシェフのマシュー。20年前、ガールフレンドだったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに応募してきたのだ。それぞれの想いを抱えた4人は、果たしてサラの夢を叶えることができるのか、といったストーリーで物語が進行していく。美味しそうなスイーツに囲まれて、3世代の女たちとイケメンシェフが織りなすほろ苦くも美味しい人生模様にも注目だ。
今回公開された132秒の予告編と、美味しそうなたくさんのケーキに思わず微笑む3人の女性とケーキを作るイケメンシェフの写真、そして主な舞台となる洋菓子店「ラブ・サラ」の前に勢揃いしたキャストたち。行列のできるノッティングヒルの大人気デリ「オットレンギ」全面協力による色とりどりの焼き菓子が劇中に使われ、実際に店のセットは「オットレンギ」のある場所から程近いゴールボーン・ロードに作って撮影されたエピソードも。
そんなスイーツ好きには夢のような洋菓子店「ラブ・サラ」に並べられた色とりどりの美味しそうなスイーツに囲まれながら、 亡き人となったサラの親友や娘、母、元カレにあたる主人公4人が店を成功させようと協力し合い、時にはぶつかり、知恵を絞って奮闘する様子は、あらゆる世代から共感を呼ぶこと間違いなしだ。美しいノッティングヒルの街並みや雰囲気を、作品内から感じられるのも魅力の一つ。締めくくりは、お菓子を頬張るキャストの笑顔。すぐさまベイクショップやケーキ屋に駆け込みたくなる予告編に仕上がっている。
また、劇場で前売鑑賞券を購入すると、表側に劇中に出てくる3種類のお菓子(ラズベリー・リップル・メレンゲ/バクラヴァ/ラミントン) の写真、裏に詳しいレシピを書いたカードをセットにした「オリジナルレシピカードセット」が特典として付いてくる。
12月4日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開予定だ。
「ノッティングヒルの洋菓子店」
監督:エリザ・シュローダー
出演:セリア・イムリー、シャノン・ターベット、シェリー・コン、ルパート・ぺンリー=ジョーンズ
イギリス映画|英語|2020年|98分|デジタル 5.1ch|ビスタ|
原題:Love Sarah|
日本語字幕:松浦美奈
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
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