「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)と、ファセッタズム(FACETASM)のコラボによるコレクション「ホワイ ノット? (“Why Not?”)」がローンチ。1月28日より発売が開始する。
同コレクションは、ラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)の最新シグネチャーシューズである「ホワイ ノット? Zer0.4(Why Not? Zer0.4)」に加え、アパレルコレクションもラインナップ。
ファセッタズムとのコラボレーションは、ウェストブルックがデザイナー兼創立者である落合宏理氏とかねてから親交があったことがきっかけで、スタート。フットウェアとアパレルは、アグレッシブなブロッキングと鋭角的なデザインを採用。落合氏は、「自由で楽しい、という思いを大事にしてもの作りをしています。最新のコラボレーションも、こうした考えを形にしたものに仕上がっています。“ホワイ ノット?”の言葉が表す精神を反映させ、人々の心を動かすものを作りたいと思いました。」とコメント。強さと自由を同時に持ち合わせる姿勢を表現する、色と素材の選び方が特徴だ。
最新シグネチャー シューズ「ホワイ ノット? Zer0.4」(17,500円 税抜)は、競技とスタイルの世界が必ずしも反発しあうものではないことを証明している。採用されているカラーの一つは、アパレルコレクションとも連動。ソール部分には、プレー中の反発性とクッション性を高めるために、ズームエアバッグが二重に用いられており、ウェストブルックにとって、バスケットボールとスタイルは別のものではなく、同一のものであるということが象徴されている。また、ファッション、スポーツ、家族、コミュニティ、アイデンティティなどの広がりを感じさせるダイバーシティな彼のアイディアが、同シューズの着想源となっている。
ウェストブルックは、「私のシューズをデザインするときには、自分がどういう人間であるかをしっかりと表現します。このシューズとこのコレクションの気に入っている点は、いろいろな素材を使っていながら、シューズの機能性をしっかりと優先させていることです。」と語る。
イラストが特徴的なクリエイティブを手がけるのは、日本人アーティストのコイン パーキング デリバリー(COIN PARKING DELIVERY)。スマホのアプリを使って作品を作るというユニークなスタイルを持ち、新しい世代を象徴するアーティストだ。
アパレル コレクションでは、トラックスーツ、ジャケット、フーディ、T シャツといったジョーダンの定番スタイルにグリーンやオレンジの色を採用。腕や背中に加えたリブのディテールがファセッタズムらしさを表現している。パンツにも脇にサテンのテープを入れ、ジッパー付きハンドポケットがファッション性に加え、機能性を高めている。柔らかいフレンチテリーのフーディや、グラフィックTシャツの厚手のコットンなど、すべてのガーメントの手触りにも意外性を持たせ、同コレクション内でのスタイリングの組み合わせもユニークに楽しめるのが魅力だ。
また、コレクションの中でも重要なアイテムの一つであるライナージャケットはリバーシブルで、片側にはフリースを、もう片側には光沢のあるナイロンを使用するなど、素材から感じる驚きの感覚を重視。この感覚を大事にしている点は、ファセッタズムのスタイルに対する姿勢にも通じるものがあり、両ブランドのコラボにより見事に表現されている。
同コレクションは、12月28日からファセッタズムの表参道店、心斎橋店、公式オンラインストアにて発売。その後、1月28日からSNKRS アプリとNIKELAB MA5にて発売予定だ。