「アニエスベー(agnès b.)」の新店舗が、京都バル(BAL)3階に、8月27日オープンする。
本国パリの店舗の雰囲気を感じさせる伝統と刷新が融合した空間が魅力の店内は、草花を愛するアニエスベーの生活に根付くパピルス草に加え、映画、音楽、アート、フォト、チャリティー、サステナブルなど同ブランドのスピリットを見事に表現。また、アニエスベーの活動を1ヵ所に集約した場所として、昨年パリ13区に開館した文化複合施設 「ラ・ファブ(La Fab.)」や、併設するギャラリー「ギャラリー デュ ジュール(galerie du jour)」 さながらに、ブランドを表現する場所としての役割も果たしていく。
アイテムは、ファム/オム / アンファン / トゥービー バイ アニエスベーの各ラインより、シーズン毎のウェアやバッグのフルコレクションがラインナップ。また、同ブランドと親交の深いアーティスト達の作品やコラボアイテムの数々も、定期的に入れ替えを行いながら、洋服や雑貨類と同じ空間で展示販売される。
オープニングを飾るのは、日本人アーティスト・鈴木ヒラク氏によるドローイング作品とコラボアイテム。かねてより、「ギャラリー デュ ジュール」での展覧会やコレクションアイテムのコラボを通じ親交のあった2人が、再タッグを組み実現した。今季のコラボレーションテーマは”野生の記号 Signes Sauvage”。鈴木氏が、昨年のアニエスベーの誕生日に思い浮かんだいくつかの記号を描いて / 書いて、携帯で撮った写真をアニエスベーに送った際の私的なエピソードから生まれたドローイングがモチーフとなった。ファム、オム、アンファンで展開するTシャツやフーディーなどのウェアからトートバッグ、トラベルバッグそしてキャップと言った雑貨まで、タイムレスなアイテムが揃う。同店では全国展開に先駆け、8月27日から9月17日の期間で先行販売される。
グランドオープンに先駆け、同館1階正面エントランスには、キオスクのような同ブランドのボックスショップ「アコテ(CÔTÉ)」が、8月13日より2週間限定で登場。デザイナーのアニエスベーが「そばにあるアイテム」と呼んだことが由来となった店内では、親しみやすく、ブランドのアイコニックな洋服や雑貨などのアイテムを取り揃えて展開。期間中、商品を購入すると、コレクションのアーカイヴ生地を使用したブランドオリジナルの扇子をプレゼントするキャンペーンも実施する。
その他、同館4階のバル・ラボ(BAL LAB)では「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」と連動した写真展を、9月18日から11月28日の期間で開催。アニエスベーの私邸をイメージして設営された会場では、パリのロックダウン期間中にアニエスベー自身が撮影した約80点ものワードローブのスタイリング写真を展示。KYOTOGRAPHIEのアソシエイテッドプログラムとして開催する同展はフランス国外では初公開となり、彼女のクレールに対する愛情や尊敬と共に、タイムレスな洋服を世に送り出し続けてきたアニエスベーだからこそ出来るアーカイヴのコーディネートも見所となっている。開催を記念し、3階店舗では展示する全作品を収録した写真集”Les Drôlesses”を発売。アニエスベーの貴重なサイン入り本も、数量限定で用意される。
「アニエスベー京都BAL店」店舗情報
オープン日:2021年8月27日(金)
営業時間:11:00-20:00
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 3階