渋谷PARCOは、3月より秋にかけて約80区画の大型改装を実施する。2019年11月に”新生”渋谷PARCOとしてリニューアルオープンし、昨年5周年を迎えた。この間、コロナ禍を経て、価値観・ライフスタイルの変容や海外客動向の変化などにより、大きな成長を遂げてきた同施設は、更なる時代の変化を捉え、次なる価値を提供するため、創業者・増田通二の言葉、「解体を主張する」というメッセージを再解釈し、2019年の開業来、初の大型リニューアル“SHIBUYA PARCO 2025 NEW & RENEWAL 「解体を主張する」”を行う。
ラグジュアリーメゾンや気鋭の日本初出店ブランドを含むファッションMDの拡充推進を中心とした1-4Fに加え、新フロアコンセプト「CHAOS CULTURE GEEK」を掲げた5Fや、世界初出店のIPコンテンツの出店を予定している6Fなど、渋谷PARCO全館で「グローバルニッチ」を体現する空間への変化。国内外問わずニッチカスタマーに向けた世界一ユニークで面白い商業施設・コンテンツセンターへと進化していく予定だ。
2025年の大型リニューアル「Global Niche Customer に向けた世界一ユニークで面白い商業施設」をテーマ・キーワードに、革新的なファッションやカルチャーの発信を追求した、開業来最大規模のリニューアルを実施する。スタートとなる3月は3Fを中心に大きく変化。3Fにはインディペンデントな個性・デザイン性を感じる付加価値の高いフロアとして「Advanced Contemporary」をテーマに個性的・革新的なファッションブランドを導入。鮮やかな色使いが特徴なコペンハーゲン発のブランド「ガニー(GANNI)」、エレガントさと着心地の良さを兼ね備えたロンドン発ブランド「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」、イタリア発のカジュアルブランド「シーピーカンパニー(C.P. Company)」など、日本初・商業施設初オープンのブランドを導入し、鮮度のあるグローバルファッションを展開。
さらには「アーペーセー(A.P.C.)」、「ザ ノースフェイスラボ(THE NORTH FACE LAB)」、「ビューティフルピープル(beautiful people)」の3店舗が2Fから3Fへリニューアルオープンし、唯一無二かつカルチャー感度の高いゾーンを強化する。加えて、1Fでは、ヨウジヤマモト社のクリエイティブチームがデザインする「サイト(S’YTE)」のOPENで4ブランドで多彩に、また「トム ブラウン(THOM BROWNE)」はアプローチ手法の異なる2店舗体制でバッグ、シューズ、アイウェア、フレグランス、アクセサリーなどのアイテムボリュームを拡げる。また、装い新たにリニューアルする「ディオール ビューティー シブヤ(DIOR BEAUTY SHIBUYA)」、4Fでは、2Fから2倍の規模に増床した「メディコム・トイ ネクスト(MEDICOM TOY NEXT)」がオープンする。
また、2019年のリニューアル以降、オリジナルWEBコンテンツとしてアーティストや文化人を迎え、インタビューやクルーズ企画を多数発信してきた渋谷PARCO。5年目の大型リニューアルに際し、よりファッション・アート・カルチャーの本質に迫る記事企画として「PARCO ISSUE」をスタートする。 第1回は3/7に国内初店舗となるS’YTEを含むヨウジヤマモト社のブランドを写真家・操上和美が渋谷の街を舞台にオールロケで撮り下ろす。特集記事は3月末公開予定である。