相澤陽介によるホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)は、16区にあるガレージを会場に2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを開催した。
スノーボードジャケットのようなスポーティーなアウトドアウエアや、レスキュージャケットなどのワークウエアといったアイテムに、様々なひねりを加えてモードに昇華。機能性とデザイン性の融合の妙を見せた。
冒頭は黒で統一し、カーキやベージュ、赤やボルドーなどのアイテムを加え、その中で枯葉と枝のプリントが、詩的な印象を与えてアクセントとなっていた。“WHITE MOUNTAINEERING”の文字をロックTシャツ風にアレンジしたロングスリーブシャツや、リブ付きのベースボールジャケットは、丈を長くして新しいプロポーションを見せる。レイヤーのスタイリングも興味深く、ニットとファーブルゾンの上から更にブルゾンを重ねるなどして、ヘムの長さの違いでコントラストを付けていた。
黒のボンバースやボルドーのブルゾンには、スリーブにシャーリングを施して独特のボリューム感を演出。パッチワークのバギーパンツに合わせられたニットには、ダメージ風の織りが施され、ディテールにもこだわりを見せた。
[元記事:ホワイトマウンテニアリング、黒に黒を重ねた妙【2017-18秋冬メンズ】]
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