講談社は、「ViVi」9月号(7月23日発売)と「with」9月号(7月28日発売)2誌同時に、”デジタル版付録”を実施する。紙の雑誌購入者だけが電子版を読める、講談社デジタル本棚「コデジ(codigi)」サービスならではの限定特典。「コデジ」としても初めての試みとなる。
「ViVi」9月号のデジタル版付録「裏ViVi」は、豪華2本立て。「裏ViVi1」は「本誌では見られない『はだかのマギー』見せちゃうよ~」で、大人気専属モデル・マギーの本誌企画の続編を公開。「裏ViVi2」は「デジタル版だけの特別カットをお届け!GENERATIONS from EXILE TRIBE」で、ロンドンツアーの本誌未公開カットを多数掲載。
「with」9月号のデジタル版付録は、全45Pの「オトナ女子のための夏ディズニーガイド 」。雑誌「ディズニーファン」全面協力のもと、7月オープンの「スティッチ・エンカウンター」をはじめ、東京ディズニー・リゾートの最新パーク情報や、グッズ情報が満載のスペシャルガイドとなっている。
今回の試みに関して、 第二事業戦略部WOMAN’S LABOの神保純子部長は、「コデジによる電子版オリジナル付録は、紙の雑誌と電子版の新しい共存の形を提案する試みです。1冊毎につけられたユニークコードで読み込むcodigiは、本誌購入者だけの特典のため、書店にとっては”本誌の販促”手段に。出版社にとっては、配信期間と受け手が限られたコンテンツであることから、通常では不可能な企画を実現するチャンネルに。読者にとっては、外出先でいつでも雑誌情報を呼び出し、手元で参照できる便利なツールに……と、紙と電子の組み合わせによって、三者三様のメリットを享受できる時代の到来です。」と語る。
出版社が取り組むデジタル施策の新たなショーケース。付録もデジタル化することで雑誌メディアの新たな付加価値創出を図ることができるか、その実装に注目できる。
・講談社デジタル本棚「コデジ」 http://www.joseishi.net/codigi