オーストラリアで人気のモダンタイレストラン「ロングレイン(Longrain)」が8月末、恵比寿ガーデンプレイスタワー(東京都渋谷区恵比寿4-20)にオープンする。
1999年、シドニーにオープンしたロングレインは、本場さながらの“spicy(辛さ)、sweet(甘み)、sour(酸味)、salty(塩気)”の4つを効かせたタイ料理レストラン。鮮やかな色合いが美しく、アロマティックなスパイスの香りが魅力的な大皿料理やモダンにデザインされた空間演出などでも注目を集めている。現在は、メルボルンとシドニーに2店舗を構え、常に満席となる活気あふれる大型ダイニングとなっている。
オーナーのサム・クリスティ(Sam Christie)氏は、シドニー生まれ。イギリスにあるテレンス・コンラン氏の「Quaglino’s」や、国際的に評価の高いオーストラリアの「Tetsuya’s」で経験を積んだ。また、2016年銀座にオープンしたギリシャ料理店「The APOLLO」のオーナー&ソムリエでもある。
今回の出店に際して、「10代後半にタイにバックパック旅行をして、そこで初めてタイ料理を味わいました。チリの辛さやパンチの効いた香りがとても印象深く、この体験がタイ料理店を始めたきっかけとも言えます。僕たちの料理は、みなさんに新しい体験として喜んで受け入れてもらえると思います」とコメントする。
「ビルズ(bills)」でシェフ&クリエイティブディレクターを務め、日本出店にも携わったエクスクルーシブ・シェフのグリフ・パメント(Griff Pamment)は、「発酵した食材を使ったりお米を一緒に食べるなど、タイ料理と日本料理には類似点があります。その一方、フレッシュなハーブやスパイスを大量に使うタイ料理は、日本料理にはない魅力があります。日本には素晴らしい食材があることは過去の経験からもよく知っているので、今回もメニュー開発で刺激的な食材に出会えることがとても楽しみです」と意気込みを語る。
今回オープンする東京の新店では約160席を予定。本国さながらの開放感ある空間で、スパイスの効いた料理を楽しめる。手がけるのは、三越伊勢丹ホールディングスとトランジットジェネラルオフィスによる協業で注目される三越伊勢丹トランジットの100%子会社、ロングレインジャパン。今年5月に表参道ヒルズにオープンしたイタリアン「Fratelli Paradiso(フラテリパラディソ)」に次ぐ、レストラン第2弾となる。
ロングレイン(Longrain)
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20 恵比寿ガーデンプレイスタワー
営業時間:平日 11:00-16:00 (L.O.15:00)/ 17:30-23:00(L.O.22:30)
土日祝 11:30-16:00 (L.O.15:00)/ 17:00-23:00(L.O.22:30) *予定