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宝島社の企業広告。2020年は長寿高齢化社会、世界情勢、女性が輝く社会をテーマに展開



宝島社は1月7日、恒例となっている企業広告を新聞5紙に同時掲載した。

同社は、商品だけでは伝えきれない“企業として社会に伝えたいメッセージ”を、企業広告を通じて伝えたいという思いで、1998年から企業広告を展開。これまでに広告賞をはじめ、メディアやSNSで大きな話題を集めてきた。

2020年、令和初となる今年は3テーマ5ビジュアルでの展開となった。

読売新聞朝刊・毎日新聞朝刊・日刊ゲンダイに掲載された「長寿先進国の幸福論。」をテーマにした3ビジュアルでは、「サザエさん」に続く長谷川町子の代表作「いじわるばあさん」を使用し、「長寿先進国、おめでとう。」と謳った。2024年には3人に1人が65歳以上になるといわれる、少子・長寿高齢化社会に焦点をあてた内容。ネガティブにとらえられがちな長寿高齢化社会でも、ちょっと視点を変えれば、この時代のとらえかたが変わるのでは、というメッセージが込められているという。

また、朝日新聞の全国版朝刊では、ベルリンの壁の崩壊時の写真を使用したビジュアルに「ハンマーを持て。バカがまた壁をつくっている。」のコピー。私たちを取り巻く世界情勢と、次の世界の価値観について考えるきっかけになればという。

そして、日本経済新聞の全国版朝刊では、「次のジョブズも次のケネディも次のアインシュタインも、きっと、女。」というコピーで、女性が“輝く”社会について訴えた。

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