グリーニング(GREENING)が展開する、マスタードホテル 下北沢(MUSTARD™ HOTEL SHIMOKITAZAWA)が、東京・下北沢に9月16日に開業した。
小田急電鉄が推進する1.7kmの鉄道跡地開発プロジェクト「下北線路街」の区間に誕生する同施設は、小田急線、京王井の頭線の下北沢駅から徒歩6分の交通至便なロケーションが魅力。ホテルの設計監理は、ジェネラルデザイン一級建築士事務所が担当。併設する商業施設「リロード(reload)」のデザインコンセプトを踏襲し、開放感がありながら街に機能する空間が完成。また、外構にはランドスケープデザインのダイシゼン(DAISIHZEN)による多様な植物たちがゲストを出迎える。
地上2階建て、全60室を備える客室内には、レコードプレイヤーを完備。人気レコードショップ「ジャジースポート(Jazzy Sport)」選盤のレコードを300枚取り揃え、宿泊者は無料でレンタルが出来、部屋の中で好きな音楽を楽しめるようになっている。
併設する飲食スペースには、カリフォルニア州サンタローザで製造された焙煎機で、厳選したコーヒー生豆を丁寧にローストする「サイドウォーク コーヒー ロースターズ(SIDEWALK COFFEE ROASTERS)」と、黒糖焼酎を中心に40種類以上の焼酎や泡盛、蒸留酒を楽しむことができる焼酎バー(BAR)「くらげ」が出店。長期滞在者は、特典が受けられるようになっている。
同ホテルでは、宿泊だけではなく、街の人と生活を繋ぐ付加価値を提供していく目的で、ユニークなサービスでホテルの新しい楽しみ方を提案。
コロナ禍で生まれたホテルへのニーズに応え、宿泊だけではないパーソナルな利用目的による客室の時間貸しを導入。30分500円のワンコインからと、目的に合わせて気軽に利用出来るのが魅力だ。プロジェクターやPC、音響機器などの備品レンタルサービス、専用予約サイトも提供し、テレワークやプライベートパーティーなどにもぴったり。
近年多様化するパーソナルビジネスを支援する目的で、会員サービス「マスタードホテル カルチャークラブ(MUSTARD™ HOTEL CULTURE CLUB)」を開始。ネイルサロン、パーソナルヨガ、SNS配信など、フリーランスや小規模事業者のサービス提供を、ホテルを活用して支援していく。利用方法は、事業者を会員登録によりパーソナルビジネスの提供を受け付け、利用料ではなくパーソナルビジネスの売上を双方でシェア。今後は定期的な客室提供や会員間の情報提供、送客を行い支援していくことも計画している。
30泊以上の長期滞在者へ向けたプランとし、隣接する商業施設「リロード(reload)」と連動した長期滞在支援パックも登場。同ホテルのカードキーを提示すると、衣食住様々な店舗から特典を受けられるようになっており、暮らすように滞在出来る心地よさが魅力だ。また、近隣の銭湯で利用可能な銭湯回数券の提供や、レンタルサイクルの無料利用、併設する飲食店の付帯サービスとして「サイドウォーク コーヒー ロースターズ」の飲食もしくは、焼酎BAR「くらげ」1ドリンクいずれかのサービスを毎日利用することが出来る。
「 MUSTARD™ HOTEL SHIMOKITAZAWA 」 施設概要
所在地: 東京都世田谷区北沢 3-9-19
アクセス: 小田急線、京王井の頭線 下北沢駅から徒歩6分、小田急線 東北沢駅から徒歩2分
予約問合せ: 03-6407-9077(電話受付時間 10:00-18:00)
飲料施設: SIDEWALK COFFEE ROASTERS、焼酎 BAR「くらげ」
客室基本設備: レコードプレイヤー、ケトル、冷蔵庫、ドライヤー、館内着、車椅子(貸出)
イン/アウト: チェックイン 14:00 / チェックアウト 10:00
延床面積: 1,767,40 ㎡(534.63 坪)