トランジットジェネラルオフィスが、「おいしいキャンプ」をテーマとしたアウトドア複合施設「フォークウッド ビレッジ 八ヶ岳(FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳)」を、9月30日にグランドオープンする。オープンに先駆け、公式サイトにて事前予約が開始した。
同施設は、キャンプ場・カフェ・アウトドアサウナ・ショップ・プレイグラウンド・ワーケーションオフィスからなるアウトドア複合施設として誕生。ロケーションは、山梨県北杜市小淵沢町に位置し、八ヶ岳連峰と南アルプスの豊かな自然に囲まれた場所でありながら、都心から車で約2時間、小淵沢インターからも5分程度の近距離で近隣には道の駅や温浴施設などもあるアウトドアレジャーには絶好の立地となっている。
約1万8千坪の敷地には約70の林間オートサイトを備え、地元食材を使ったキャンプ飯ミールキットやBBQセットも用意。スペイン発のチリンギート エスクリバ(XIRINGUITO Escribàr)の本格パエリアをキャンプで味わえるセットや、準備が大変な丸鶏や骨付きリブロース「トマホーク」もある程度下拵えした上で提供されるのも嬉しい。また、調理道具まですべてレンタル可能、手ぶらでもキャンプ初心者でも誰でも簡単にキャンプ飯が楽しめる。敷地内のカフェでは、オールドアメリカンダイナーをベースとしたメニューを展開。ワインを絞って残ったブドウ粕を飼料として育った山梨のワインビーフを使った「フォークウッド チーズバーガー」や、「骨付き甲州地鶏のスパイストマトクリームカレー」、ケイジャンスパイスの効いた「スペアリブ ジャンバラヤ」など、サウナでととのった後はさらにととのう、がっつりサ飯が楽しめる。ドリンクメニューは、国内外の様々なクラフトビール、ワイナリーが多い山梨のワインや日本酒地酒の他にも、ソフトドリンクなど豊富なバリエーションを用意。
サウナエリアには、木製のティピテント型の本格薪火アウトドアサウナや水風呂、ファイヤープレイスが点在。木々の中で焚火を囲んで、山の豊かな自然をダイレクトに感じながら外気浴を楽しむあど、心身ともにととのう体験を堪能できるのが魅力だ。利用は、時間帯によって自由に出入りできるパブリックライムと、予約制での完全貸切となっており、旅のスタイルにあわせて選べるのも嬉しい。
サイトは全てウッドチップ敷きの林間オートサイトとなっており、元々の森からできる限り木を切らないように設計された為、全て形が異なるのが特徴だ。サイズ別に、2家族も余裕の広さのラージサイト、100平方メートル程度のレギュラーサイト、少人数向けスモールサイトと区分されており、電源ありとなしが選べる。キャンプエリアの一部はランクル・ハイエースを販売する「フレックス(FLEX)」が 開発したフレックスフィールド(FLEX FIELD)となっており、エリア内にはドックサイトも完備し愛犬との時間も楽しめる。
サステナブルなキャンプ場開発を推進し、地形を生かし極力伐採をしない全体の配置計画、汚水を川や土壌に流さない排水設備、国産材を活用したデザインなど、周辺の自然環境への負荷を最小化。川や土壌を汚さない排水計画とインフラの整備も行い、排水設備を巡らすことで、炊事場・トイレ・シャワーなど施設内で出るほぼすべての排水を下水に流すシステムを導入、排水を川や土壌に流さないよう設計。また、キャンプ場の混雑時に排水量が急激に増えることで下水が溢れることを防ぐため、敷地内のタンクに排水を一時貯蔵し、排量調節しながら下水に流す制御を行う。伐採した木は、倒木の恐れがある悪い木や弱った木を中心に敷地に合わせた最低限で行い、極力その跡を生かした道やサイトづくりを計画。今回伐採した木はウッドチップとして加工し、キャンプ場のサイトに活用するなど、人の手を加えることで長期的な森づくり計画を目指す。今後は、リサイクルイベントやエコキャンプが体験できるプログラムの開催なども計画中。
また、オリジナルのキャンプディッシュソープを発売。合成洗剤不可のキャンプ場でも使用できる無添加石鹸の液体洗剤で、キャンプ・アウトドアレジャーでの食器洗いとして活躍。成分は、水とパーム油を使用した石ケン素地の天然素材のみである為、自然に還る分解力で地球にも優しい。取施設内のショップ、ECサイトにて販売し、マクアケ(Makuake)での先行販売も予定している。
「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」 施設概要
所在地:山梨県北杜市小淵沢町 3900-2
交通: 小淵沢 IC 車5分
面積: 約18,000坪
開業予定日:2022年9月30日