アマン京都が、開業3周年を記念し「陶々舎」を主宰する茶人・天江大陸氏監修による「森の庭 茶箱セット」を、11月1日より個数限定で発売する。
同茶箱は、開業時より、この「森の庭」を舞台に野点を開催してきた茶人・天江大陸氏監修による森の庭の美学と自然が結集し、完成。茶碗には、同施設で採取した土を粘土と釉薬に使用し、まるで眺めている情景が器に映り込んだかのような、自然界の化学反応により浮かび上がった滋味深い土色が特徴だ。手掛けたのは、土を掘りだすところから作品の制作活動を行う、京都の陶芸家・清水志郎氏。茶碗を大切に包む仕覆は、敷地内を流れる水と青もみじで染められており、鮮やかな色合いで森の自然を表現した。また、コンパクトで持ち運びしやすいサイズも魅力だ。
1日5分でも慌ただしさから離脱し、茶を通して生まれる心の「余白」はまさにマインドフルネス。静謐な森の庭に思いを馳せながら、「自分のために茶を点て、ただ飲む」というひとときを楽しむのにおすすめだ。天江氏は、「抹茶のフレッシュな緑から想像する茶畑、茶碗に湯水を注ぐ音、茶碗を手のひらで包んだときのあたたかさ。ひとつひとつの作法に意識を向け茶を点てることは、すべての感覚が研ぎ澄まされていくような、まさに瞑想そのもの。茶道具に眠る記憶、目に見えない部分がみえてくることで、味わいもより深くなります」と語る。
また、「森の庭 茶箱セット」と「野点体験」、その他特典付き「開業3周年記念宿泊プラン」が登場。鷹ヶ峯スイートでの宿泊、ザ・リビング パビリオン by アマンにて朝食、日本料理「鷹庵」にて懐石料理、天江大陸氏によるプライベート野点体験、森の庭 茶箱セット1組を楽しむ内容となっており、予約受付を10月3日より開始する。
「森の庭 茶箱セット」
販売開始:2022年11月1日(火) 午前11時~
料金:330,000円(税込)
内容:茶碗(陶器)、仕覆(綿)、茶器(紙・漆)、茶杓・茶筅・茶筅筒(竹)、建水(瓢箪)、外袋(アムンゼン生地)、水筒(ステンレス)、抹茶
「開業3周年記念宿泊プラン」 茶箱・天江大陸氏によるプライベート野点体験付き
予約開始:2022年10月3日(月) 午前11時~
宿泊期間:2022年11月1日(火)~2023年3月31日(金)
料金:1泊2日2名 1,500,000円~(税・サービス料込)