東京・青山のワタリウム美術館にて、4月4日から5月28日まで「坂本龍一 | 設置音楽展」が開催される。
同展は、坂本龍一の8年ぶりとなる新作アルバム『async』(税込3,780円/3月29日日本先行発売、4月28日世界発売)の世界を、音と映像、インスタレーションで多角的に紹介していく。制作に影響を与えた書籍や映画やDVD、自筆の楽譜や落書きも含むメモなどが展示され、2階から4階の各階で音楽を聴いた後に見ると、さらに楽しめる構成となっている。
それぞれ、坂本自身が制作・監修したアルバム『async』の5.1チャンネル・サラウンドの特別ミックスに、坂本と長年に渡るコラボレートを行なってきた芸術家の高谷史郎による映像を添えた試聴室「drowning」(同美術館2階)に加え、ニューヨークの新進気鋭の若手映像チーム“Zakkubalan”が、アルバムの制作環境を坂本のプライベート空間の映像と、そこに響く音で仮想的に再現した「volume」(3階)、そして世界的に注目されるタイ出身の映画監督・映像作家のアピチャッポン・ウィーラセタクンがアルバム『async』からイメージした映像(音は坂本によるこの映像のためのリミックス・ヴァージョン)を上映する「first light」(4階)と、さまざまな角度からアルバムを紹介する。
また、坂本の世界を一方的に展示するだけでなく、1階の受付脇には聴き手とのコミュニケーションのために「コミュニケーション・ウォール」設置。来場者は会場の展示で感じた『async』に対する感想や質問を自由に用紙に書き込み、その場に貼り付けることが出来る。それらの感想や質問はニューヨークの坂本のもとへ送られ、返答もまたそのウォールに貼り付けられ公式サイトで紹介される。
【展覧会情報】
「坂本龍一 | 設置音楽展」
会場:ワタリウム美術館
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
会期:4月4日~5月28日
時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21:00まで)
入場料:大人 1,000円、学生 500円、ペア券 1,600円
[元記事:坂本龍一8年ぶりとなる新作の全貌がワタリウム美術館で明らかに、“設置音楽展”開催]
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