ポニーキャニオンのグループ会社のドリームスタジオが主催するイベント「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」が、東京・天王洲 寺田倉庫G1ビルにて、現在5月26日まで開催中。
同展は、独特の世界観、センス、構図、ユーモアで世界中に熱狂的なファンを持つ映画監督ウェス・アンダーソン氏の作品に出てきそうな、世界の実在の風景を撮影し投稿する人気Instagramコミュニティ「AWA (Accidentally Wes Anderson)」の魅力が詰まった展覧会。昨年に韓国・ソウルにて開催され、日本では初公開となる。会場内には、「AWA」に投稿された300点余りの写真が、旅に関する10のキーワードと各々の興味深いストーリーとも紹介されており、世界各地の場所を訪れた人々の旅を疑似体験できるのが魅力だ。
エリアに足を踏み入れると、同展についての説明とともに、各エリアの入口にあるQRコードを読み取ることで、作品の解説ページにアクセスが可能。ノスタルジックな作品が並ぶ「オープン ユア フォトアルバム(Open Your Photo Album)」エリアでは、海外の砂浜や観覧車など映画に出てきそうな写真が並ぶ。鉄道などの乗り物の写真が集まった「マインド ザ ギャップ(Mind the Gap)」エリアの一部は、車両のような造りになっており、撮影スポットとしても楽しめる。また、車窓のように空いたスペースを覗き込むと、映し出されている風景映像と共に、まるで鉄道に乗って旅行をしている気分が味わえる。
映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を再現した空間「チェックイン, プリーズ(Check in, Please)」では、世界各地の個性的なデザインのホテルの写真が並び、旅行気分が高まるような仕掛けも。その他にも、様々な鉄道の駅の写真が展示された「ザ ターミナル(The Terminal)」、「マリーズ・チョコレート」など市街地の写真が印象的な「シティズ トゥ エクスプローラー(Cities to Explore)」、世界各地のプールをまとめた「クール プールズ(Cool Pools)」、ピンクとターコイズブルーの写真だけを集めた「カラフル コレクション(Colorful Collection)」、草原や真っ白な雪景色写真を中心に設置された「リラックス イン ネイチャー(Relax in Nature)」など、まるで夢の世界のような作品を楽しめる。
最後の「ビジターズ センター(Visitors Center)」では、ボーディングチケットを自分好みにカスタマイズし、入力したメールアドレスに送ることができるモニターを設置。風景やカラーリングなどを、オリジナルデザインで選ぶことが可能。また、東京展だけのオリジナルグッズ「スライド缶」「マグカップ」「スマホグリップ」の他、韓国直輸入グッズ「フォトステッカー」「マスキングテープ」「マルチクリーナー」なども登場し、お土産にもおすすめだ。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」概要
期間:2023年4月5日(水)~5月26日(金)※休館日なし
時間:11~19時、毎週金・土曜日:11~20時 ※入館は閉館の各30分前まで
会場:東京・天王洲 寺田倉庫G1ビル
料金:当日 一般2,000円 / 大学生1,500円 / 高校生以下1,000円(全て税込)
※未就学児は入館無料。学生証の提示必須。
※障がい者手帳の提示で本人と付き添い1名が半額。
(一般1,000円、大学生750円、高校生以下500円)