東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで11月1日から2018年1月8日まで開催される「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」において新たに参加が決定した11組のアーティストが追加発表された。
「映画ドラえもん」を題材として今回新たに発表された11組の参加アーティストらは、1980年公開の『ドラえもん のび太の恐竜』以来、多くの人々に愛され続ける歴代映画全37作品をモチーフとして絵画、彫刻、デジタルインスタレーションや黒板アートなど、さまざまな表現手法を用いた“あなたのドラえもん”作品を制作する。
追加発表された参加アーティストはクワクボリョウタ、後藤映則、近藤智美、坂本友由、シンヤマザキ、篠原愛、中里勇太、中塚翠涛、山口英紀+伊藤航、山本竜基、れなれなの11名となっており、残る2組のアーティストは7月発表予定。
また、あわせて同展参加アーティスト第1弾発表アーティストの作品制作レポートも公表された。第1弾発表アーティスト15組のうち、鴻池朋子(美術家)は、縫い合わせた牛皮に絵を描き、まるでラスコーの壁画のような皮の洞窟を出現させるなどしずかちゃんの謎をモチーフにドラえもん漫画の想像の始まりを探ったり、雪山でドラえもんの歌を歌う新作映像も上映される。佐藤雅晴(美術家)はドラえもんの着ぐるみが東京各地を歩く様子を撮影し、ドラえもんだけをアニメーション化して実写映像と重ね合わせるという現代の東京で「未来」を探すドラえもんの映像作品を制作中。そして西尾康之(現代美術家)は、前面はおなじみのドラえもんながら、背面はドラえもんの中身を機械的に造形したドラえもんの彫刻を制作している最中だ。
【展覧情報】
「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」
会期:11月1日~18年1月8日
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
会期中無休
[元記事:「今秋のドラえもん展が待ち遠しい!制作過程レポートと11名の参加アーティスト追加発表]
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