旅行サイトのエクスペディア・ジャパンが、2017年の予約状況に基づき、日本における海外の人気旅行先ランキング、人気急上昇旅行先ランキング、航空券価格が安くなった海外旅行先ランキングを発表した。
2017年の人気海外旅行先のTOP3は、1位ソウル、2位台北、3位バンコクという結果に。常に上位を誇る3都市ではあるが、2017年1年間でも日本各地からの増便や新路線就航が続いたことで、 ますますアクセスしやすくなり、今後も人気が続くことが予想される。
また、TOP10のなかにアジアから8都市がランクイン。中華圏の上海や香港、東南アジアのシンガ ポールやマニラ、ハノイなどが上位を占めており、安くて近く、短い期間で行ける旅行先が人気の傾向にある。アメリカの旅行先としてはホノルルが5位、ロサンゼルスが8位にランクインした。
2017年に人気が急上昇した海外旅行先としては、TOP3の中に、中国の都市である無錫(ムシャク)と厦門(アモイ)がランクイン。 工業発展が進む両都市に、近年日本企業の進 出が増えていることが一つの要因であると考えられる。また、ハワイ島に位置するカイルア・コナにつ いては、日本からコナへの直行便が増加したことで、人気が上昇したことが予想されるという。
さらに、2016年と2017年の航空券平均価格を比較して、2017年の価格が安くなっている海外旅行先として、メキシコのリゾート地カンクンが1位にランクイン。約20%も価格が減少。また2位には、人気急上昇の海外旅行先ラ キングでも2位だったハワイ島のカイルア・コナがランクイン。さらに日本から一番近い海外リゾートの済州(チェジュ)島が3位となり、TOP3はリゾート地が占める結果となった。
エクスペディア的には、今年のゴールデンウィークは、航空券がお得となっているリゾート地がおすすめとのことだ。