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【コラム】 ウッドベリーコーヒーロースターズ店主に聞く、“ストレスレス”なコーヒーの愉しみ方



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日々ハイスピードで移りゆく時代。環境の変化や人間関係でストレスを感じやすい時期でもあり、コーヒーでほっと一息する時間がより重要になっている方も多いのではないだろうか。そんな毎日に欠かせないコーヒーを、少しこだわって淹れることでより充実したコーヒータイムを過ごしてみては。東京・渋谷に4店舗目となる新店をオープンしたばかりの「ウッドベリーコーヒーロースターズ」オーナー、木原武蔵さんに、豆の選び方やハンドドリップで淹れるコツ、今話題のコーヒーカクテルまで、ストレスレスなコーヒーの愉しみ方を伺った。

Photo: J.L.F.S Text: Madoka Takano Edit: F.M.J.magazine


#01 自分好みのコーヒー豆の選び方

今回お話をお伺いした、ウッドベリーコーヒーロースターズ代表・木原武蔵さん

今回お話をお伺いした、ウッドベリーコーヒーロースターズ代表・木原武蔵さん

その日の気分によって選び方を変えてみる

─ まず、豆の選び方ですが、コーヒー専門店はもちろん、雑貨店やスーパー、量販店など扱うお店も増え、コーヒー豆を手に入れるのも容易になってきています。そんな中、自分好みの豆をどのように選べばより楽しめるでしょうか。

コーヒーは新鮮さが一番だと思っています。なぜなら、豆も果実なので、やはり焙煎したて、挽きたてが美味しいです。なので、お住まいの地域の自家焙煎しているお店、ロースターで買ってみる、ということをおすすめしたいですね。

また、自分好みのコーヒー豆とは、焙煎度合にあると思います。音楽でいうジャンルみたいなものでしょうか。パンクやロックのようなパンチのある深煎りのものは取っつきにくいけど、オルタナティブのような浅煎りならすんなり受け入れられた、のように、自分の好きな焙煎度合を見つけてみるのがおすすめです。

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─ ところで、木原さんご自身はどのように選んでいるのですか?

僕は、パンにベーコン、卵などを合わせる朝食が好きで、そんな朝は中深煎りのコーヒーを飲みます。苦味のある感じがパンの焼けた匂いに近いので合うかなと思っています。また、コーヒーだけを楽しむ午後には、豆の味を感じやすい浅煎りにしてそれぞれの個性を味わっています。

ウッドベリーコーヒーロースターズ渋谷店の人気メニュー「Classic Breakfast」

ウッドベリーコーヒーロースターズ渋谷店の人気メニュー「Classic Breakfast」

─ 生活スタイルによって選ぶ豆も変わってくるのですね。たとえば、季節によって出回る豆の種類も異なるのでしょうか。

そうですね。12月〜3月が収穫期なので種類も多いですが、入荷時期も国によって異なります。時季的には、もうすぐケニアやエチオピアが出てきます。逆にコロンビアは縦に長い国なので、1年中採れる豆でもあります。価格の差は、ワインと同じような感覚で、地域によって様々ですね。おすすめなのは、ロースターで新豆はどれかを聞いてみること。新鮮な豆を紹介してもらえるかと思います。

─ 焙煎度合と豆の種類の組み合わせでさまざまな味が楽しめますね。ではいよいよ、美味しいコーヒーの淹れ方を教えていただきたいと思います。

#02 美味しいハンドドリップコーヒーの淹れ方

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コーヒーとお湯の黄金比とツール選びが肝

─ ウッドベリーさんで実際に行なっているドリップ方法やおすすめのコーヒー器具について教えてください。

美味しいコーヒーを淹れるのに大事なポイントは、お湯の注ぎ方というよりもまず、レシピをしっかり守ることです。例えばお菓子づくりと一緒で、焼き時間が少し前後しても味はあまり変わらないけれど、粉や水の分量を間違うと上手くいかないように、コーヒーは粉の重量とお湯の量のバランスがいちばん大事です。コーヒー1杯分は、豆13gに対してお湯は200ml注ぐのがベストバランスです。

─ お店ではスケールを下に置いて重さを計っているのですね。では、おすすめのハンドドリップの手順をご紹介いただきます。

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<ハンドドリップコーヒーの手順>

Step1. まず、豆を挽きます。コーヒーは挽きたてが美味しいのでできるだけ直前に挽きましょう。細かいほど味はしっかり、荒いほどすっきり出るのでお好みで。今日は中挽きにします。

Step2. お湯を90℃に温めます。目安は沸騰から1分です。

Step3. リンスと言うのですが、ドリッパーを温めフィルターと密着させるためにお湯を注ぎます。落ちたお湯を捨て、豆13gをフィルターへ。

Step4. そして、5回に分けてお湯を注いでいきます。1杯分(200ml)の場合は、40mlずつですね。豆に万遍なくお湯が渡るように回し入れていきます。お湯を注ぐスピードによっても味は変わります。スピードが速い程スッキリと、ゆっくりだと深く味が出ます。

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Step5. 5回目が落ちれば完成です。

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─ ウッドベリーさんでは陶器のドリッパーを使っていますが、素材によって違いなどありますか?

最近はいろいろな素材のドリッパーが出ていますが、注ぐお湯の熱をホールドしてくれるものがおすすめです。プラスチック→ガラス→陶器→メタルの順でより熱が残りやすくなります。

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#03 新しいコーヒーの愉しみ方

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“コーヒーカクテル”という新提案

─ では最後に、新しい愉しみ方としてコーヒーカクテルをご紹介頂きます。渋谷店では夜18時以降、“コーヒーバー”としてコーヒーカクテルを提供されているそうですが、そもそもはじめようと思ったきっかけは?

実は世界中で今、7番目に飲まれているカクテルが“エスプレッソマティーニ”というコーヒーカクテルなんです。日本でも広めたいという思いで、バリスタやバーテンダーの仲間と一緒に先日も「Seed to Bar」というイベントも開催しました。

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ウッドベリーコーヒーロースターズ渋谷店で提供する、コーヒーカクテルのメニュー

─ コーヒー&お酒好きとしては、コーヒーの新しい愉しみ方として大変興味深いですね。では、家でもできるコーヒーカクテルなどもあるのでしょうか。

そうですね…これから夏に向けて飲むことを考えると、こちらのコーヒートニックはいかがでしょう。ご自宅でも簡単にできると思います。

<カクテルレシピ>
Step1.
まず、下記の材料を用意します。

・お気に入りのジン 20ml(今回使ったのはタンカレー ロンドン ドライジン)
・アイスコーヒー 30ml(ホットコーヒーより少し濃いめに淹れます)
・トニックウォーター お好みで
・柑橘の皮(今回使ったのはオレンジ)

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Step2. 氷を入れたグラスに順に注いでステアします。

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Step3. オレンジの皮を添えて完成。

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─ 出来上がったカクテルをいただきましたが、なんとも爽やかにオレンジの香りが漂います。コーヒーというよりは、アイスティーのような印象も受けますね。

浅煎りの豆は、オレンジのようなフルーティーな香りが出るからでしょう。選ぶ豆によってコーヒーのフレーバーを活かしたカクテルが出来上がります。最近は、クラフトジンが多く出ているので、好みのジンと、好みの柑橘、好みのコーヒーの選び方によってコーヒーカクテルの楽しみ方は無限大になります。

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─ 習慣として日々何気なく飲んでいるコーヒーも、いつもとは違うロースト度合いにしてみたり、豆の産地を意識したり、またカクテルにしてみたりと、コーヒーの世界をより深く楽しんでみると、いつものコーヒータイムもよりストレスレスな時間となりそうです。

STORE INFORMATION.

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Woodberry Coffee Roasters 渋谷店
住所:東京都渋谷区東2-20-18 氷川神社入口そば
アクセス:渋谷駅徒歩10分、恵比寿駅徒歩12分
営業時間:EVERYDAY 8:30 ~ 24:00(L.O. 23:30)
TEL:03-5962-7518

新連載「ストレスレスなこと」────
いま、働き方改革、地方移住といった生き方や暮らし方の価値観が急速に変化しています。読者が求める暮らしのキーワードを「ストレスの無い=ストレスレスな時間」と設定。そんなたいせつな時間を作り出す、至高のツールとして長く愛される、ノルウェーの家具メーカー「エコーネス(EKORNES‎)」のストレスレス®チェアと共に、いまの時代に即したストレスレスな生き方や暮らし方のヒントを探っていきます。本企画は、エコーネス社が運営するストレスレス®チェアのWEBマガジンstressless® Moment(ストレスレス®モーメント)との連動企画です。ストレスのない快適で心地よさを演出するコト、自分らしく人生を楽しむヒトなどを紹介するコンテンツが充実。こちらもぜひご一読ください。

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連載:コピーライター小藥元の「美ンテージ採集」

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