10月4日に公開された映画「ジョーカー」が、公開から32日間で興行収入41億円、動員280万人を突破した。過去10年間において、日本で公開されたアメコミ映画では『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ興収記録を更新している。
「ジョーカー」は、孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描くサスペンス・エンターテイメント。第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門正式出品の上映時に8分間のスタンディング・オベーションを巻き起こし、アメコミ映画史上初最高賞となる金獅子賞を受賞した。
米国・日本を含む世界66ヵ国で公開週末1位を記録するなど大ヒット中、2020年2月9日(アメリカ時間)に授賞式が行われる第92回アカデミー賞を賑わすこと必至といわれる。アカデミー賞に何部門ノミネートされるのか、DC映画史上初の作品賞へのノミネートはあるのか? そしてアメコミ映画史上初の作品賞受賞はあるのか?アカデミーの前哨戦の賞レースが近づく中、「ジョーカー」の動向は世界的に注目の的になっているという。
<ストーリー>
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしな がら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?
監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス(「ハングオーバー!」シリーズ)/共同脚本:スコット・シルバー(「ザ・ファイター」アカデミー脚本賞受賞)/ キャスト:ホアキン・フェニックス(「グラディエーター」アカデミー助演男優賞ノミネート)、ロバート・デ・ニーロ(「ゴッドファーザー PART II」アカデミー主演男優賞受賞)、ザジー・ビーツ(「デッドプール 2」)ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics