日本最大規模のジュエリーイベント「ジュエリーウィーク 2020(Jewelry Week 2020)」が、主要都市の百貨店、ギャラリー、セレクトショップ、アトリエなどで、12月4日から25日の期間で、順次開催される。
同イベントは、多彩なジュエリーとの出会いを創出する目的で開催。1つの街にファッションジュエリー、ファインジュエリー、アートジュエリー、コンテンポラリージュエリーなど、多様なジュエラーが集まり、ジュエリーを購入出来るだけでなく、トークセッションやシンポジウムなどを通し、ジュエリーが輝くウィークとし注目されている。これまでにも、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどでは、業界関係者のみならず、広く一般公開されるジュエリーイベントとして毎年開催されており、日本では、会場を全国に点在させ、今回が初開催となる。
会場は、全国の主要百貨店やイべントスペースで開催されるイべントの他にも、ギャラリーやセレクトショップ、ブランドのアトリエなど、全国区で開催される大規模なものとなる。多彩なジュエリーブランドが登場し、出展ブランドの多くが、それぞれの特性を活かした特別企画を携え、同イベントを盛り上げる。
また、展示のみならず、会場からデザイナーが゙配信するインスタライブや、ジュエリー ピープル(JEWELRY PEOPLE)によるトークセッション、 アトリエ紹介、オンラインワークショップなど、ジュエリーを多角的に捉えた文化的な発信も行う予定。様々なオンラインコンテンツを配信することで、会場とオンライン上を行き来しながら、どこにいても同イベントを楽しめる仕掛けが満載だ。
青山・スパイラル(SPIRAL)で開催される、ニュー ジュエリー トーキョー(New Jewelry TOKYO)は、出展する全ブランドがインスタレーションや、限定・先行商品の販売など、ここでしか触れることのできない特別企画を展開。ヒーミー(himie)、フィリフヨンカ(Fillyjonk)、ヤヌカ(januka)、ノウエ(NOUE)、ブブン(bubun)など20ブランドが出展する。なお同会場で開催されるインスタレーションでは、身の回りのプラスチックゴミを集積し、特殊加工を施すことで美しい人工石として新たな価値を生み出しているオランダ在住のジュエリー作家・サエ ホンダ(saehonda)と、自然が作り出した模様や内包物を有した天然石を、職人の指先の感覚を頼りに石の持つ様々な表情を引き出している、山梨・甲府の手磨り職人・カンナ オオシロ(canna oshiro)の2人が生み出す作品を展示。現在地球が抱える環境問題や、日本のものづくりにおける継承問題にフォーカスするだけでなく、両作品から見える表現の美しさや制作プロセスの面白さなど、多角的に感じられる内容となっている。
目黒のクラスカ (CLASKA)で開催される、ニュー ジュエリー ネクスト(New Jewelry NEXT)は、次世代を意識させる今注目のブランドや新進気鋭のブランドより、新たなクリエーションを展開。12月で閉館する同ホテルでの最後のイベントとなる。キッソオ(KISSO)、タブレット(tblt)、カケラ(KAKERA)、ダブル ムーン ジュエリー(Double Moon Jewelry)、カガンジュエリー(Kagann jewelry)など35ブランドが出展。
上記2会場では、12月4日から6日の期間で開催される。
東京、名古屋、大阪、福岡の4都市を代表する百貨店と協力し、地元に根付いたイベントを創出する目的で開催される、デパートメント ストア x ジュエリー ウィーク(DEPARTMENT STORE × Jewelry Week)では、それぞれのエリアで人気のブランドに加え、新進気鋭の注目ブランドも参加予定。
伊勢丹新宿店本館1階=婦人雑貨/イセタン リーフ(ISETAN Leaf)では、久々の伊勢丹出展となるシリシリ(SIRI SIRI)に加え、トレンドアイテムとし人気を集めるイヤカフが充実したアロム(AROM.)やフェノメナ コレクション(phenomena collection)など12ブランドが出展。
銀座三越1階 プロモーションでは、洗練された天然石ジュエリーが話題のトモコ フルサワ ジュエリー(TOMOKO FURUSAWA JEWELLERY)や、チカコ ヤジマ(CHIKAKO YAJIMA)など14ブランドが出展し、銀座の街に溶け込む彩り豊かなジュエリーがラインナップする。
ジェイアール名古屋タカシマヤでは、カジュアルに楽しめるアクセサリーが集まる1階 南エスカレーター横特設会場と、デザイナーの手仕事が光るジュエリーラインが魅力の3階 ローズパティオの2フロアで構成。名古屋発のブランドはもちろん、東京からも話題のブランドがラインナップ。シモン(simmon)、リニエ(linie)、クメナオ(kumenao)、ザ.ヴィト(THE’VIT)、フィル・エ・ビジュー(Fil et bijou)など22ブランドが出展する。
上記3会場では、12月9日から25日の期間で開催される。
玉川高島屋本館1階 T-ステージ1では、玉川高島屋で人気の定番ブランド他、インパクトのあるボリューム感や色彩豊かなでスタイリングの中心となるジュエリーを展開する初登場のブランドが集結。クイ(Kui Co.)、アチュール(atur)、カリン(KARIN)、フィリーニュ(filigne)、カスミーノ(CASUMINO)など10ブランドが出展。12月16日から25日の期間で開催される。
阪急うめだ本店 1階(コトコトステージ11、プロモーションスペース11)では、目を引く発色の天然石が魅力のマジョラム(MARJORAM)や、ダイヤモンドやパールなどをあしらった煌びやかなジュエリーが目を引くブランドが多数登場。ストーンズ ストーン ズー(stones stone zoo)、ユミコ ルカウ(yumico lucau)、ミニマムナッツ(MINIMUMNUTS)など10ブランドが出展する。
博多阪急1階 メディアステージでは、デイリーに楽しめるファッションジュエリーを中心に、九州をベースに活躍する注目ブランドを紹介。また、東京から初登場となるブランドもラインナップ。ユニック(unik)、サイ デザイン(Sai Design)、ニシカタチエコ(nishikata chieko)など12ブランドが出展する。
上記3会場では、12月16日から25日の期間で開催される。
全国のジュエリーギャラリーやセレクトショップ、ジュエリーブランドのアトリエでも、個性溢れるジュエリーブランドとその作品を紹介。
東京では、恵比寿にあるジュエリー専門ギャラリー、ギャラリードゥポワソン(gallery deux poissons)、オーナーのセンスが光るインポートとジュエリーとオブジェクトを紹介するソース オブジェクト(SOURCE objects)の他、谷中にあるアトリエショップ穀雨などにて開催。
その他、主要都市では名古屋にあるジュエリー・アクセサリーを取り扱うセレクトショップのフーリゴシェド(Fuligoshed)、山梨・甲府に今年、詫間宝石彫刻がオープンしたギャラリー兼ショールームtakuma object gallery、福岡のジュエリーアトリエのフウアアクセサリー(fua accessory)を始めとする会場にて、開催される。