スタートトゥデイは、ファッションフリマアプリ「ゾゾフリマ(ZOZOフリマ)」を12月15日から提供開始。同社が持つファッションEC運営のノウハウ、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)とコーディネートアプリのウェア(WEAR)の商品データベースを活用した新事業として、グループ会社のブラケットが運営する。
ゾゾフリマでは、ユーザーが出品したアイテムはゾゾタウンにも「フリマ商品」として掲載。また、ゾゾタウンとウェアの商品情報・画像を使用した出品や、ID連携によって、ゾゾタウンの購入履歴や、ウェアのクローゼットから売りたいアイテムを選択して出品できる。さらに、CtoCサービスで懸念される個人情報や決済は、同社を介して行われるので、安心して取引できる仕組みとなっている。
同社は昨今、インターネットを介した商品の売買に消費者が慣れてきたことや、消費者の”古着”に対する心理的な抵抗感が下がっていることで、フリマ市場を含む中古アパレル市場が拡大していることに着目。クラウンジュエルが運営する、二次流通事業のブランド古着セレクトショップ「ZOZOUSED」および買取サービスも好調、売上げも昨対比94.5%増と成長しているという。今回の新サービス提供により、さらなる二次流通事業の強化とゾゾタウンのとユーザー層の拡大を目指す。
2,000万ダウンロードを突破したフリマアプリ「メルカリ」など、注目されるファッションのCtoC市場。従来のフリマアプリにはない便利な機能を搭載することで差別化を図る、スタートトゥデイによる新たな参入にとってさらなる市場活性化が見込まれる。
・ファッションフリマアプリ「ZOZOフリマ(ゾゾフリマ)」 https://zozo-f.jp