キュレーションメディアやキュレーション型ECが市場トレンドとなるなかで、一ファッション企業によるキュレーション型の販売モデルがついに誕生した。
ユニクロのTシャツブランド「UT」は、デザインではなく「人」でTシャツを選ぶ、新しい購買サービス「ユーティー ピックス(UT Picks)」をローンチ。これは、各分野のポップカルチャーを代表する30名の著名人「UT Picker」の中から自分の感性に近い人を選ぶと、その人がこだわり抜いて選んだTシャツが毎月届く新サービス。定期購買サービスとして、5月から毎月1枚、計5枚のUTが月額990円で届けられる。4月5日からユニクロオンラインストアで販売スタートした。
キュレーターには、ピースの又吉直樹と綾部祐二、松岡モナや道端カレン、私立恵比寿中学、シシド・カフカ、「GINZA」中島敏子編集長や「smart」太田智之編集長など、アーティストやモデル、ミュージシャン、アスリート、編集者など計30名が、着用ビジュアルと共に参加している。うち数名が、オリジナルTシャツをデザインしており、店頭では購入できない貴重なTシャツも手に入れるチャンスがあるという。
1,200色柄を越えるUTのラインアップから、Tシャツを目利きに”選んでもらう”という、キュレーション時代の新しい服の買い方提案。はたして世の中の反応は?注目の新サービスといえそうだ。