JR東日本は、シェアオフィス「ステーション ワーク(STATION WORK)」の事業展開を見据え、11月28日から3ヶ月の期間、東京駅・新宿駅・品川駅の駅ナカにおいて「ステーション ブース ビジネス/パーソナル(STATION BOOTH business/personal)」の実験検証を開始する。
ステーション ワークは、同社が掲げる経営ビジョン「変革2027」のもと、「ヒトを起点とした価値・サービスの創造」を通し、利用者や地域の人々の心豊かな生活を目指した活動の一環として始まったもの。社会課題となっている働き方改革・生産性向上のサポート等を目的として、利便性が高く、移動時間ロスが少ない駅ナカ等におけるシェアオフィスの事業展開にむけた検討を進めている。
同シェアオフィスは、駅ナカを中心に、ブース型「ステーション ブース ビジネス/パーソナル」、コワーキング型「ステーション デスク(STATION DESK)」、個室型「ステーション オフィス(STATION OFFICE)」の3タイプを予定。今回登場したのは、ブース型のステーション ブースで、東京駅、新宿駅、品川駅の各駅に4台ずつ設置されている。なお、利用は個人、法人ともに登録後より利用が可能となっており、料金は無料、1日最大30分までとなっている。
ブース内には、デスク、椅子、照明、無料Wifi、電源、USBポート、暖房、モニターの他、アロマも備わっており、扉が閉まる為、パーソナルスペースも保てるようになっている。2019年2月20日までの期間限定となり、ウェブにて1ヶ月先までの予約が可能だ。新たな働き方のモデルケースとして注目が集まりそうだ。
ステーション ブース ビジネス/パーソナル
設置場所:東京駅、新宿駅、品川駅 駅構内
利用時間:9:00〜21:00
設置台数:各駅4台
料金:無料