アメリカのカスタムピッツァレストラン「ピッツァ クチノバ(PIZZA CUCINOVA)」が、日本初上陸。2月9日に、東京と大阪に2店舗が同時オープンする。
アメリカやパラグアイなどで6店舗を展開している「クチノバ」は、「ファストカジュアル」業態のイタリアンだ。ファストカジュアル(Fast Casual)とはファストフードとカジュアルレストランを掛け合わせた業態のこと。近年、健康への関心の高まりもあり、“低価格×質の高さ”を備えたハイブリッドなファストカジュアル業態がアメリカで急成長しているという。
イタリア・ナポリからアメリカに渡ったスバーロ・ファミリーが1956年にニューヨークで創業し、世界で600店舗以上を展開している世界一有名と言われるスライスピッツァ店「スバーロ(SBARRO)」。そのスバーロが、2013年に新い業態として始めたのが、ファストカジュアル・カスタムピッツァレストラン「クチノバ」だ。スバーロの伝統的なレシピを基に、より品質の高い本格的ナポリタンピッツァを提供するために開発したブランド。来店客はソース、チーズ、トッピングに至るまで、自由に好みのものを選択できる「カスタムピッツァ」が大きな特徴の一つとなっている。
「アルティザン フォー オール(Artisan for all)」(Artisan=職人)を掲げる同レストランでは、高品質の小麦粉から毎日店内で練り上げた生地を使用。24種類の具材から自由に選べるピッツァを目の前で職人が石窯で焼き上げる。また、ピッツァだけではなく、店内の製麺機を使って作る自家製生麺のパスタが味わえるのも特徴だ。
同レストランの魅力となっているカスタムピッツァは、具材(24種)やソース(3種)、チーズ(4種)の中から、自分好みにトッピングをカスタマイズ出来る。豊富な素材の中から自由にカスタマイズ出来るその組み合わせは1億通り以上もあり、ベジタリアンにも対応。ファストフードとは異なり、料理は注文を受けてから手作りするため、熱々できたてを楽しめる。
価格は、自家製生地のこだわりの石窯カスタムピッツァが1枚(10インチ)、フルカスタムでも一律1,280円で提供。高品質でありながら手頃な価格設定も魅力の一つだ。より多くの人に手軽に、気軽に、本格的な手作りピッツァを楽しんでもらえることを目的としている。
同レストランは、既存6店舗に加え、今春にはマイアミやボストンの空港内などにも出店予定と急拡大する中、今回の日本オープンでアジア初進出を果たした。
アメリカから初上陸の人気ファストカジュアル業態としては、昨年3月に東京・銀座にオープンした「クロニックタコス」に続き、日本でのマスターフランチャイズ権を持つK&BROTHERSが手がける第2弾ブランドとなる。今後、日本では10年以内に15店舗以上を展開していく計画だ。
ピッツァ クチノバ(PIZZA CUCINOVA)
・ピッツァ クチノバ新宿店
住所:東京都渋谷区代々木2-7-12
営業時間:11:00-23:00(フードL.O.22:00)
・ピッツァ クチノバ難波店
住所:大阪府大阪市中央区難波2-1-2 太陽生命難波ビル1階・B1階
営業時間:11:00-23:00(フードL.O.22:00)