フレンチレストラン「レストラン ノエル(restaurant noel)」と温故知新が共同で手がける、洞窟のようなハウス&レストラン「メゾン・アウル(maison owl)」が山口県宇部市に、今夏開業する。
建築家・石上純也が設計を手がける同プロジェクトは、「時間の重みをもともと含み、時間とともにその重さが増していくようなものを。」というシェフの思いで2013年から構想が開始。これまで、パリ「カルティエ財団現代美術館」での大規模個展を始め、ニューヨーク「ニューヨーク近代美術館 (MoMA)」、ローマ、ロンドン、上海、東京などでも紹介されてきた、世界中から注目が集まるプロジェクトだ。
「シェフの隠れ家にゲストを招き、ロマンを感じる時を過ごしていただきたい」という思いで造り上げた、まるで洞窟のような空間は、オーナーシェフの平田基憲が振る舞う、素材を感じるフレンチとワインを楽しめるレストラン。トリュフの香りが漂う洞窟は、食材やワインへの感受性を高めてくれる魅惑的な場所であり、その世界観と呼応するような器やカトラリーも、作家と共にオリジナルで製作する。またハウス&レストランスタイルの隠れ家には、1日1組限定で宿泊も可能だ。
なお開業は今夏を予定しており、予約受付は5月頃から開始する予定だ。
メゾン・アウル(maison owl)
所在地: 山口県宇部市(建設中のため住所非公開)
アクセス : 山口宇部空港から車で約15分、新幹線新山口駅から宇部新川駅まで直通バスかJR→タクシーで約10分
営業時間: ディナーのみ (完全予約制)
料金 :コース2.4万円〜(サービス料10%・消費税別)
定休日 :不定休
開業 :2021年夏予定