アメリカ・ポートランド発のライフスタイル誌『KINFOLK(キンフォーク)』を出版する「Ouur Studio(アウアー・スタジオ)」が、新ライフスタイルブランド「Ouur by KINFOLK(アウアー・バイ・キンフォーク)」の展開を今春からスタート。これは、インテリアショップを運営するアクタスとの共同プロデュースによって実現したもので、同社が日本・アジアでのブランディング及び販売を担います。
ブランドコンセプトは、”ありのままの、美しいくらし”。”SMALL GATHERING” として家族や友人や恋人との過ごし方を提案する『KINFOLK』の世界観を体現する上質なアパレルやテーブルウェア、タオルなどのライフスタイル雑貨を、編集長であるネイサン・ウィリアムズ自身のディレクションによって展開。アパレルとその他雑貨の比率は6:4、2014春夏コレクションのメンズ・レディス比率は3:7で、価格帯はTシャツで4,410円から、リネンシャツは13,650円からオリジナル中心に取り揃えるほか、イタリアのレザーを職人が丁寧に縫製したペンケースやポーチ、長崎の波佐見焼を別注したマグカップやボウルなど、一部セレクト商品も展開します。
これらは、2月末から「ACTUS(アクタス)」直営店6店舗で販売を開始後、4月上旬には天王洲にオープンする「ACTUS」の新コンセプトショップで本格展開されます。また、4月以降、「BEAMS(ビームス)」などのセレクトショップでの一部展開も予定。さらには今秋以降、日本だけでなく、本国アメリカでの展開も計画しているといいます。
株式会社アクタス 広報室の直海祐一さんは、「アクタスは近年、衣食住すべてが充実したライフスタイルショップへと新たな展開を遂げており、”丁寧な暮らし”をテーマに編集した、奇をてらわないシンプルなディティールや素材感のあるマテリアルなど、本質的な暮らし方を追求・提案している点が『KINFOLK』の世界観に合っていると、ネイサン自身に共感頂いたことが取り組みのきっかけとなりました。『Ouur』をアパレルのみならず感度の高いインテリア雑貨や家具、食から生まれる集いなどの暮らし方を提案するジェネラル・ライフスタイルブランドとして世の中に浸透させるためにその想いを共有するアクタスが、日本・アジア地域のビジネスパートナーに選ばれました。」と今回の取り組みに至った背景をコメント。
また、「『Ouur』は、KINFOLKが伝えたいありのままで美しいくらしを形作るためのジェネラル・ライフスタイルブランドです。家族や友人たちと過ごすシンプルなライフスタイルの豊かさを伝えるために、流行とは無縁の本質的な暮らし方を追求・提案していきたいと思います。」と今後に向けた意気込みも語っています。
「Ouur by KINFOLK(アウアー・バイ・キンフォーク)」ブランドロゴ
昨年に続き今春も、ライフスタイルを切り口としたファッションの新業態・新ブランド誕生のニュースが少なくありませんが、そのなかでも、時代の気分とファッションのライフスタイル化を象徴する雑誌として話題を集める『KINFOLK』とライフスタイルショップ化を進めるアクタスのタッグで実現された、”新しいスタンダード”を目指す新ブランドの展開に期待がかかります。
・「Ouur by KINFOLK」 http://www.ouurstudio.com