スウェーデン発のオーツミルクブランド「オートリー(OATLY)」が、公式に日本上陸を決定。9月20日より、首都圏エリアを中心に発売を開始する。
オーツミルク業界のパイオニア的存在となる同ブランドは、世界で初めてオーツミルクを開発した研究者が自ら設立。人にも地球にもやさしい、サステナブルなミルクを生み出したいという思いから、1990年代にスウェーデンで創業し、今では欧米諸国やアジアをはじめ、世界20カ国以上で愛されている。
同ブランドでは、独自の製造技術で、オーツ麦の持つ食物繊維 “βー グルカン” を豊富に含むオーツミルクを製造。水溶性食物繊維である同成分は、血中コレステロールの上昇を抑えるほか、満腹感の維持作用の効果があるといわれており、近年注目されている栄養成分だ。製造過程で壊れてしまいやすい同成分を、酵素の力を駆使して多く保ったままミルクにしており、オーツ麦本来の栄養価を体に届けることに成功。コップ一杯分の同製品には、1日に摂取するとよいと推奨されている量の3分の1が含まれ、コクのある味わいに仕上がった。
今回発売するのは、「オートリーオーツミルク オリジナル」、「オートリー オーツミルク チョコレート味」の2フレーバー。外でもそのまま飲める紙ストロー付きの250ミリリットルと、自宅に常備できる1リットルサイズで展開する。原料には、動物性のものは一切使用せず、オーツ麦と菜種油、塩を主に、ビタミンやカルシウムを豊富に含むのが特徴。冷やしてストレートで飲むのはもちろん、朝食のシリアルや、 運動後のプロテインにもぴったり。よりヘルシーに料理やデザートを作りたい時や、コーヒーに入れるミルクとして、牛乳の代わりに使うのもおすすめだ。
また同ブランドでは、「少ない環境負荷で、多くの栄養と美味しさを届ける」ことを理念に、製造過程で出る麦の廃棄物再利用を始め、パッケージに使用する素材、キャップは植物由来のプラスチック、紙ストローを採用。全ての工程がサステナブルであることを目指し、活動を続けている。