東京ミッドタウンに伊勢丹新宿本店を凝縮した新業態のセレクトストア「イセタンサローネ(ISETAN SALONE)」が4月3日オープン。
ガレリア1・2階・約900平米のフロア構成で”商品とアートの融合”をコンセプトに、伊勢丹新宿本店の商品編集・提案力を活かし、モードからリアルクローズまで高感度な独自編集によるレディスファッション、雑貨、コスメを展開。内装デザインは、新素材研究所の杉本博司と榊田倫之が担当。屋久杉、ヒノキ、十和田石、敷瓦といった日本の伝統的素材を用いて、職人の技術が必要とされるディテールにこだわり、空間を構成しています。各フロアには大型フィッティングルームを用意し、伊勢丹ならではの特別で、洗練されたサービスを提供するとしています。
30代から50代までの高感度な女性をターゲットに、ファッションでは、「ハイク(HYKE)」「マメ(mame)」「サカイ(sacai)」等の国内外の旬なトップブランドをはじめ、このストアのために開発されたオリジナルブランド「ティジーアイエフ レディ フォア ザウィークエンド(T.G.I.F. READY FOR THE WEEKEND)」を展開。コスメでは、「スリー(THREE)」や「アディクション(ADDICTION)」、「ナーズ(NARS)」「クラランス(CLARINS)」などをラインアップします。
また、伊勢丹新宿店のコアとなっているザ・ステージの役割を果たすプロモーションスペースも設けるなど、まさに”ミニ”伊勢丹新宿店ともいえるセレクト新業態。その出店の狙いについて三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、「約2年半前からの構想。いくつかの出店候補地のなかで、港区のお客様には意外にリーチできていないという現状もあり、新規顧客へのアプローチとして、六本木でファッションをベースにした中型店を出すことは、最も望んでいたことである。今後は『イセタンサローネ』を一つのブランドとして育て、1000~5000平米の中型店舗を2018年度までに最大10店舗の出店を目指したい。」とコメントしています。
なお、同日に東京ミッドタウンは、英国発ラグジュアリー・オーガニックブランド「バンフォード(bamford)」の日本初となる旗艦店やオーストラリア初スキンケアブランド「イソップ(Aēsop)」、ジュエリーの「タサキ(TASAKI)」など、新規6店舗をオープンさせています。
・「イセタンサローネ」 http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/isetansalone/