CULTURE

六本木アートナイト2017開催。テーマは「未来ノマツリ」、メインアーティストは蜷川実花に決定



roppongiartnight2017

六本木の街を舞台にしたアートイベント「六本木アートナイト 2017」が、開催される。会期は、9月30日から10月1日の2日間。

2009年にスタート、今回で8回目を迎える六本木アートナイトは、六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの祭典。東京を代表するアートイベントとして、コアタイムとなる日没から夜明けまで、多くの来場者がアートに染まる。2016年は、63万人がメインプログラムを鑑賞した。

今年の開催テーマは、「未来ノマツリ」。メインプログラム・アーティストには、写真家・映画監督の蜷川実花を起用。複数のインスタレーショ ンを計画中で、蜷川実花の真骨頂である強烈かつ独特の色彩感と、蜷川実花が持つ様々なモチーフが存分に展開される予定だという。

メインプログラム・アーティスト 蜷川実花

メインプログラム・アーティスト 蜷川実花

また、今回は初の試みとして、東南アジアにゆかりのある日本人アーティストや、現代アートに沸く東南アジアから注目アーティストを招聘し、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表する「東南アジア・プロジェクト」も始動。東南アジアのアーティストが“祭”をテーマに地域のコミュニティメンバーと協働して作品を制作、「六本木アートナイト」本番で作品を発表する。タイのナウィン・ラワンチャイクンや、フィリピンのネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ、2012年に東京・青梅で発足したアーティスト・コレクティブ「国立奥多摩美術館」などが参加する。

《24時間 間時計のためのドローイング》 《Drawing for 24h Human Clock》

《24時間 間時計のためのドローイング》 《Drawing for 24h Human Clock》

また、グルーヴィジョンズ(groovisions)が手がけたメインビジュアルも公開された。蜷川実花の写真をモチーフに、六本木の街中に突如現れる幻想的なシーンを連想させるデザインに仕上がっている。

Photo by Mika Ninagawa

Photo by Mika Ninagawa

六本木アートナイト2017 開催概要
開催日時:2017年9月30日(土)〜10月1日(日)
<コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、 森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合

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