日本のクリエイターの作品を収集し掲載するウェブサイト「JADICT」が、初のグループ展「JADICT 展 vol.1」を東京・恵比寿のアメリカ橋ギャラリーで開催する。会期は4月25日~5月7日。
JADICTは、足立浩美が2011年6月に開設。以降、フォトグラファーMARCOの連載「lovely hickey」は個展の開催と写真集の発売に至り、写真家・ 映像監督として活躍中の奥山由之は、当時まだ学生であった2012年から計7本の作品を掲載するなど、2018年2月現在では、62の作品と108名のクリエイターのプロフィールを掲載するまでに発展している。開設から6年間、ウェブのみで展開をしていたJADICTだが、今回のグループ展では過去に掲載してきたクリエイターの中から珠玉の6組が、全て撮りおろしや未発表作品を展示する。
JADICT立ち上げの経緯について主催の足立は、「フォトグラファーやヘアメイクの所属するマネジメントオフィスにてマネジメントに携わって3年が経った頃、海外には当たり前にある作品撮りをする環境が日本では少ない事に気づきました。日本国内でファッションを志して作品撮りをした場合、海外誌へ持ち込まなければなりません。日本の雑誌はそういった受け皿ではないのです。そういった環境の為に、日本での作品撮りが、海外を拠点にしている人よりも消極的で、発表も個人のサイトやSNSくらいで、自己満足で終わっているのでは、と思いました。日本でも掲載する場が増えたなら作品撮りを積極的に行う人が増えるのではないかと、JADICTを立ち上げました。JADICTでは広く作品を募集すると共に、新しい才能の発掘も行っています。JADICTがクリエイターの皆さんとともに育つ事で、日本のクリエイティビティがより一層発展する事を目的に活動をしています。」と語る。
JADICT 展 vol.1
会期:2018年4月25日(水)~5月7日(月) ※火曜定休・入場無料
時間:11:00~19:00 ※4/25(水)14:00~、5/7(月)~17:00
場所:アメリカ橋ギャラリー(渋谷区恵比寿南1-22-3 TEL: 03-6303-1414)URL
参加者:石田真澄(フォトグラファー)×AOKI(ヘアスタイリスト)/遠藤歩(プロップスタイリスト/セットデザイナー)/東海林広太(フォトグラファー)/谷川夢佳(スタイリスト)/藤田一浩(フォトグラファー)/MARCO(フォトグラファー)
主催:JADICT プロデューサー足立浩美(connect@jadict.jp)