ヴィッセル神戸の田中順也選手とモデル宇井愛美夫妻が2020春夏シーズンよりメンズ&レディスブランド「セウエウ(CÉUEU)」をスタートする。11月16日、17日に東京・原宿で展示会を開催し、カリグラフィーアーティスト RYO KOIZUMIとのコラボレーションアイテムなども展示販売した。
ブランド名のセウエウは、「自由気ままにぶらぶらと歩き回ること」を意味する日本の古語「逍遥=せうえう」に由来する。表記は以前田中がプレーしていたポルトガルの言語のCÉU(空)とEU(私)を組み合わせた。
ファーストシーズンは、メンズ、レディスともにデニムのセットアップを軸にTシャツやキャップなどを展開し、ワンラックコーディネートを提案。田中の選手キャリア10周年を記念してプレローンチし、即日完売したアイウェア“AKATSUKI”も展開する。
会場ではセウエウコレクションのほか、田中夫妻が尊敬するカリグラファーアーティスト RYO KOIZUMIの作品を展示し、RYO KOIZUMIとのコラボレーションTシャツも販売した。
服好きだった夫妻は、かねてからブランド立ち上げを志しており、今回念願のローンチとなった。田中は選手キャリアの中で国内外での生活を経験し、ドメスティック、インポート、古着など幅広い洋服に触れることで、審美眼を養ってきた。ブランドには「着る人と調和して、その人が輝けるように。鏡に映る自分を好きになってほしい」という願いが込められる。今後は、自社のオンラインショップで販売していく。
二人は「CÉUEUはまわりの方に支えられスタートしました。これからブランドの世界観をより深くし、浸透させていきたいと思います。今後の展開としては、デニムを軸に”これを着て街を歩きたい”と思ってもらえる物作りをしていきたいと思います。」とブランドにかける想いを語る。