北海道の大地を感じるネイチャーワンダーリゾート「星野リゾート トマム」では、12月17日に森のレストラン「ニニヌプリ」がリニューアルオープンした。店内には新たに、チーズ作りの実演をするライブスタジオと、ファームエリアで飼育している牛から搾った牛乳「トマム牛乳」のソフトクリームにさまざまなトッピングをして楽しめるコーナーが誕生。さらに、店内にあるピザ窯では新たに、ファーム星野のチーズとジンギスカンをのせたピッツァを焼き上げる。「旅×農業」をコンセプトにした循環型農業プロジェクト「ファーム星野」の製品ができるまでのストーリーを感じる空間で、その乳製品を使ったメニューを提供する。
開放的な森の中に佇む森のレストラン「ニニヌプリ」は、牛肉の鉄板焼きや海鮮をはじめ、バラエティ豊かな料理を提供するビュッフェレストランだ。また、「ファーム星野」では「旅×農業」をコンセプトに、美しい原風景を取り戻し、訪れた人が楽しむ空間や体験プログラムを提供し、牛乳から乳製品を製造してリゾート内で消費・循環する、生産活動と観光事業の実現に取り組んでいる。そこで、より多くの方に「ファーム星野」のことを知りながら、この土地で生産されたものを、この土地で楽しんでほしいと思い、今回のリニューアルに至ったという。
「ニニヌプリ」のリニューアルでは、この土地で行われている生産活動や製品ができるまでの過程を知ることで、乳製品をより深く味わうことができるようになる。
レストラン入口にチーズ作りの実演を行うライブスタジオが誕生し、スタッフがモッツァレラチーズの仕上げを実演。チーズ作りの様子を近くで見て、どのようにチーズができるのか知った後は、店内で仕上げられたチーズを使用した、熱々のピッツァを堪能できる。
トマム牛乳のソフトクリームを楽しめるコーナー「ソフトクリームステーション」では、トマム牛乳のソフトクリームに、ミルクジャムや北海道らしい小豆、とうきびおかきなど、約15種類のトッピングを自由に選んで組み合わせることができる。また、スタッフがトマム牛乳の特徴を説明しながら提供するため、食体験を通じて「ファーム星野」の取り組みについてより深く知ることができる。
店内のピザ窯では、ライブスタジオで作られたチーズをつかったマルゲリータに加え、ジンギスカンや山わさびをのせたピッツァが登場。モッツァレラチーズ本来の味わいを楽しめるマルゲリータと、甘辛いラム肉のジンギスカンとピリッとした山わさびの相性の良さが味わえるピッツァを、家族や友人とシェアしながら堪能するのがおすすめだ。
星野リゾート トマムは、北海道のほぼ中心に位置する滞在型リゾートだ。「トマム ザ・タワー」「リゾナーレトマム」の2つのホテルを中心に、四季を通して北海道を体感できるアクティビティが楽しめる。緑あふれる時期には、雲海テラスやファームエリア、冬には全29コースを誇るスキー場や幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」などがあり、四季を通じて楽しみが尽きないリゾートである。