移動型のシェアリングスペース「バスハウス(BUSHOUSE)」が、野球球団の春季キャンプシーズンに合わせ、宮崎県・日南市にて2月1日から29日の期間で利用実証される。ダダ(DADA)が運営、宮崎・日南市と共同で実施を図る。
同プロジェクトは、「可動産」という概念のもと、「キャンピングカーよりも大きい動く家」としてマイクロバスを改装し、新しい住民、宿泊の形を生み出す目的で始動。広い車内は宿泊はもちろんヨガやマインドフルネス、会議室、イベントや災害時などの一時利用など様々な用途に対応している。同社では、「快適に長時間利用可能な生活空間を持ちながら移動性があり、高付加価値の体験を利用者に提供できる」点に注目。既存ホテルに比べ、ミニマムで洗練された生活を体験出来るのも特徴となっている。
今回の利用実証では期間中の28泊、野球球団のキャンプ地「天福球場」から徒歩14分の場所に位置する「堀川夢ひろば」で実施。同移動型シェアリングスペースを、キャンプに訪れた最大112名が、生活空間として利用出来るようになっている。
デザイナーズホテルを彷彿させるシンプルでスタイリッシュな空間が特徴な#001は、高級感を感じながらも、中には二段ベットやソファ、椅子を設置。より日常生活に近い形での利用が可能となっている。また、キャンピングカーのように屈まずに、立ったまま移動できるため、ストレスフリーで過ごせるのも特徴だ。
ホテルとは異なる非日常感を演出するラグジュアリーな車内空間が特徴な#002は、中にはソファベッドや椅子を設置。照明やカーテン等のインテリアもこだわっており、リラックス出来る空間になっている。
1部屋につき2名まで宿泊が可能で、宿泊料金は1台8,000円。予約は公式ページより受付中となっている。
「バスハウス(BUSHOUSE)」実施概要
期間:2020年2月1日(土)〜29日(土)
場所:「堀川夢ひろば」〒887-0005 宮崎県日南市材木町1-13
※「天福球場」から徒歩14分
価格:8000円/1台