「地元の為の、地元の商品」をコンセプトにする「シーグラスキャンディ」が、鹿児島県・奄美大島での発売を開始した。
昨年、新潟県・佐渡島でスタートした同プロジェクトは、約8割が島外製造と言われる佐渡で取り扱うお土産を全て地元で製造し、離島での就労を支援する目的でスタート。本物のシーグラスと同じように作られた同商品は、パッケージで綺麗な色や形が伝わる用に瓶を採用。また味でも佐渡島の天然塩を活用し、見た目も味も海を感じられるのが特徴だ。今回、奄美大島での販売は、奄美大島の為になるように。と初のフランチャイズ契約により奄美大島での製造・販売が実現した。鹿児島県大島郡大和村にて、EnToが販売を行い、やまとすももの会にて製造、大和まほろば館にて、750円(税込)で発売する。
同商品は佐渡島、奄美大島ともに、障害者就労施設と連携し製造を行い、地元での安定した雇用を支援。離島の障害者就労施設では通年の仕事量が本土と比較すると少ないという問題から、安定した仕事を増やす事で、賃金単価を上げる狙いと共に、持続可能な社会作りを推進していく。また、今後も同じような課題を持つ離島で展開していく予定となっている。
その他、奄美市と連携したビーチクリーンプロジェクト「シーグラスキャンディプロジェクト(SEA GLASS CANDY PROJECT)」を実施中。海岸に落ちている漂着ゴミなどを、観光客が拾い綺麗にする新しい形の観光ツアーとして注目で、参加者には同商品がプレゼントされる。