「どら焼き×珈琲」をコンセプトに、どら焼きの新ブランド「アンドドラ(&DORA)」が10月8日にデビューした。
どら焼きの製造を手がけるのは、東京・武蔵野の「青木屋」。「百年製餡」と称される長年の技術を活かし、「餡」にこだわり美味しい菓子を提供する、1893年創業の老舗和菓子屋だ。コーヒーを提案するのは、元ブルーボトルのリードバリスタ、向山岳。コーヒープランナーとして、さまざまなカフェ・レストランをプロデュースするほか、自らもコーヒーブランド「みほし焙煎珈琲製造所」を手掛ける。
今回デビューしたどら焼き3種は、「生姜の風味とともに」「発酵バターの香りとともに」「黒糖の甘みとともに」。それぞれに合うコーヒーを豆の産地とともに提案している。
「~生姜の風味とともに~」は、酸味の合うフルーティなコーヒーに、 「~発酵バターの香りとともに~」はなめらかでクリーミィなコーヒーに、「~黒糖の甘みとともに~」コクのあるずっしりとしたコーヒーに、といった具合だ。
そもそも同じ豆である小豆とコーヒー豆。「塩味」によってとても相性の良い組み合わせになる、という答えにたどり着いたという。塩の成分が持つ酸味や苦味をまろやかにする特性が、 コーヒーとの相性を引き立てるそうだ。
価格は、税抜230円。東京・原宿の「ニコアンドトーキョー(niko and …TOKYO)」内の「ニコアンドコーヒー」で販売。また、10月11日~11月6日の間は丸の内「KITTE」にも出店する。
いままでになかった新しいシーンの提案。是非味わってみたいものである。